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異世界転移

俺は高校生の花田梅。


1人で真夜中に散歩をしていると、少し先の曲がり角から怪しい光が漏れていた。


光の出所を確認すると、そこには魔法陣があった。


誰かのイタズラかとも思ったが、周辺には誰もいない。


好奇心には勝てなかったので、光に吸い寄せられる蛾のように魔法陣へと歩いていった。


すると、魔法陣が一層眩しく輝き、俺は意識を失った。


気がつくと俺は草原で寝ていた。


「うぅ…ここは?」


辺りを見渡し、現在地の把握をしようとするが人工物のない壮大な自然が広がっているだけで、自分がどこにいるのかは分からなかった。


途方に暮れていると、目の前に青いパネルが表示された。


「うおっ!なんだこれ?」


ーーーーーーーーーー

ウメ・ハナダ Lv 1

無職 Lv1

人間 Lv1

HP:100

MP:10

攻撃力:5

防御力:5

魔力:5

精神力:5

素早さ:5

器用さ:5

運:5

SP:10

スキル:倍加

ーーーーーーーーーー


ゲームをやっていれば馴染み深いステータスボードだ。


ステータスボードが目の前に出てきたということは、俺は元いた世界とは異なる世界にいるのだろうか。

これは異世界転移だな。


ひとまず現在地の把握は終わりにして、ステータスについて考えていく。


しかし、この世界の平均とかが分からないから、自分が強いのか弱いのかわからないな。


スキルにある倍化についてもよく分からない。と思っていると。


ーーーーーーーーーー

倍加・・・1日に1度だけ1つの対象を2倍にすることができる。

ーーーーーーーーーー


「なるほど」


わざわざ対象と書かれている事から形のないものにも効果はありそうだ。


今は手持ちは何もないが、ステータスなら2倍にすることが出来るのではないだろうか。


まずは、SPを割り振ってから倍加した方が良いだろうが、どのステータスを強くするのか悩みどころだ。


1つのステータスに極振りしていくのが効率的な倍化の使用方法だが、自分が弱い可能性を考えると今の時点での特化型ステータスは危険だな。


「ここは慎重に考える必要があるな」



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