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白昼悪夢  作者: 薄暮
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悪態

「おい!見ている暇があったら助けやがれ!」

 そう言う男の周りには人集が出来ていた。

 しかし、男の言うように皆見ているばかりであった。

「このうすのろどもめ!さっさとしやがれ」

 群衆の中心で悪態をつく男は空中に居た。

 腹がビール腹を超えて膨らみ、服をみしみしと言わせている。

「やい!馬鹿ども!俺の足なり何なり引っ張れって言ってんだ!」

 やはり口の悪い男の腹は一言口にする度に膨れてゆき遂に服を割き、ぐんぐん上へ登ってゆく。

「ここまで言っても分からないのか、えぇ!?」

 それでも変わらない男の態度に、皆が呆れた顔で顔を振り、群衆は散り始めた。

「何してやがる!どこに行こうと…」

 私も皆と同じように男に背を向けた時、背後でぱぁん!と大きな音がした。

 あぁやっぱり落ちたんだ、と思い確認もせず去った。


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