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白昼悪夢  作者: 薄暮
19/30

うんざり

 玄関の扉を開けて、3歩進む。

 そして、左を向き、更に2歩前へ。

 そこから首を右に向け、其の儘の姿勢で、首だけを左に傾ける。

 そこには、窓がある。

 窓の右端、フレームの向こう。

 そこから、見えるのだ。

 人の形をした、真っ黒で、薄っぺらい”奴”が。

 ある日は強風に煽られ。

 またある日は、雨に濡れて萎れている。

 いつ見ても、黒い。

 いつ見ても、薄っぺらい。

 そして、いつもこの角度から見れば、”奴”は居る。

 当然、私は”奴”を、知っている。

 知っていて、尚且つそれを確認して、私は毎度、うんざりする。

 今日も薄っぺらいのか、と。

 今日も黒いのか、と。

 今日もやっぱり、お前は其処に居るのか、と。


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