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第八話 二回戦のちょっと前の僕ら

今思った、何日にも分けてるけれども別に一日で二戦くらいできたじゃん。

と言うわけで少し修正します。


あと、一ヶ月空いてしまいました。ごめんなさい。


 次の日の朝、目覚めた僕はいつも僕より早く学園へ行くセラを見送って、

アレを作ってないことを思い出し、二回に上がり、帰りで拾ったガラクタ達を改造していった。

 メンバー全員分の個数がそろったとき時計を見ると時計は八時二十分を指していた。

「遅刻する!!」

 不味いと思った僕はテレポートを利用することにして、

学園の近くでテレポートした事がばれない様な所を頭の中で探すと、

すぐにあの馬鹿貴族の家が思い浮かんだ。

「そういえばあいつの家って近かったな、利用させてもらおう。

 口止めは脅せばいけるだろう。よし」

 そのまま僕は一階に降りて、靴を履くとテレポートを唱えた。


 僕はあの馬鹿貴族の家の門の前に降り立つと、ダッシュで校門へ向かった。

 学園に着いた僕は真っ先に大時計を見た。

学園の名物である大時計は家で見た時刻である八時二十分から一分進んで

二十一分だったが校則では二十五分までに門内に入ればいいので、問題は無かった。

「間に合った!!」

 僕が喜びのあまり大声を出すと、周りから睨まれた。

女子の先輩方はキャーと言っているが、うるさかっただけだろう。

「お前がこんなに遅いなんて珍しいな」

そういって後ろから来たのはアレクだ。

「まあ、ある物を作ってたからね」

そう言ってもったいぶってみると、

「何を作ったんだ!?見せてくれよ!」

と言って食いついてきた。だが僕は全員揃ってから出そうと思ってたので、

「駄目。教室あたりでメンバー揃ったらね」

と言って、教室まで走った。するとアレクが追いかけてきた。


 教室に着くと残りの四人が出迎えてくれた。

 何故四人なのか、それは模擬戦のメンバーは期間中は貸し教室で集まることに

なっているからだ。

 因みに二回戦の開始時刻は十時で現在の時刻は八時二十六分。まだまだ余裕がある。


「ハア……ハア……お前……はやす……ぎ」

 後ろでは相当疲れたのかアレクが倒れていた。

「アレでへばっちゃ駄目でしょう」

「おい、アレでも抜いてたのかよ俺全力だったんだぞ!!」

「確かにユウは速すぎるな」

「そうかな?まあいいか。それよりも僕が今日全力で作ってきたものを

 みんなに配ろうと思うんだ。いる?」

と言うとみんなは少し考えて、

「物によるな」

と答えた。なので僕は今日作ってきたアレを出した。

すると周りの反応は、なんだこれといった感じだった。

「針があるから時計のようですけど、こんなに小さい時計は見たことが無いですね」

「うん、時計だよ。その名も腕時計!」

 この腕時計は、この世界にはたて掛け式の時計しか存在せず、

腕時計が無かったので不便だと思い、機能も付けて作った物だ。

 因みに作り方自体は前世で無気力だったときに適当に思いついたワードを

並べて検索と言う遊びをやっていた時に覚えた。

「腕に付けるから腕時計か?名前に捻りは無いけどいいな!凄く便利だ」

「よかった。あ、その腕時計には機能がついてて、もしもどこかに落としたりしたら、

 テレポートして腕に戻ってくるし、防水も完璧。耐熱性は魔法で上げてるから、

 魔力を通せばさらにあがるからうまく使ってね」

僕がそういうと周りはしーんとしずかになり、

「もう何もおどろかねぇぞ……俺は……」

「本当なんでもありだな……」

と言ってきた。少しショックだ、とりあえず気を紛らわせるために時計を見ると、

もうすぐ九時だった。

「そろそろ二回戦が始まるけど、錘つけたい人いる?」

と僕は全員余裕だろうと思って提案してみると、

「お、いいね。ハンデかい。付けるよ」

「俺もな」

「僕も付けとくよ」

「俺にも」

「俺にも付けて」

と全員付けることになった。

「うわっ!これ重いな。何キロだ?」

と最後に言ったクルが言った。

「ん?一個十キロだよ」

「重すぎじゃね?」

「こんなものでしょう」

と、僕とクルがやり取りしているとアレクが

「そろそろ体動かそうぜ」

「賛成!」

 と四人で出て行った。

「取り残されたね……」

「追いかけよう……」


 僕たちがいつもやっているのは、ジョグと剣を使う奴は素振り、魔法使う奴は、

回復薬を休憩に飲みながらの魔法を使い続ける練習だ。


 ある程度終わったころ、

「そろそろ時間だから集まって!」

と、実行委員の先輩がやってきてそう言ったので、僕たちは練習をやめて先輩についていった。

見直してないから誤字があるかもしれない。

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