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夜迷言

変身

作者: Qoo

私は人を変身させる能力を持っている。


正確には、人の姿形を綺麗に整えることができるのだ。

なんだかぼんやりとしてて定まらない見た目を、しっかりとした形に固めてあげるのが私の仕事なのである。


まあ、つまり私は人の使う道具みたいなものだ。

しかし、変身ベルトや変身ケータイのように細かい手順を踏むことなく変身できちゃうのが私の誇れるところ。


その変身手順はなんと私を見つめるだけ。

それだけでいつものキマってるあなたに変身できてしまうのだ。

まあ、目を離すと変身は解けてしまうのだけれど...


でもまあ問題ない。

私を使って変身して、その変身した自分というイメージを頭に残しておけばいいのだから。

それであなたの中の変身は保たれる。


私はただ変身のきっかけを作るだけ。

変身の基盤を作るだけ。

そこからどう変わっていくかはあなた次第だ。


そういえば自己紹介がまだでしたね。


私に名前は無いですが、人からは「鏡」と呼ばれています。以後お見知り置きを。

書いてみたはいいものの分かりにくいですかね...

「鏡」は私たちの持つ「自分」というイメージを作ってくれるものだ、という考えのもと書きました。

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