82話目 リアムとルーカスの関係
昨日の戦闘で
リアムさんとお嬢様の共通点を知った
もし、偶然じゃなかったら
リアムさんとルーカス様は
親友だということになる
それが、本当だったら
行動がしやすくなる
今すぐにでも、確認をしたい
そう思ったが
リアムさんは今どこにいるのか分からない
探しに行くか
とはいえ、ここは色々変わっている
私がいた頃とは違う
迷子になりそうだ
なんか、迷路みたいになっている
こんなんだったか?
こっちに行けばいいのだろうか
最悪だ、完全に迷った
なんだこの騎士団
どうやったらこんなふうに大きくなるんだ
ここがどこなのかもわからん
さて、どうしたものか
「あれ?ルイスさん何してるの?
こんなところで」
「あ、ちょうど良かった!リアムさん」
「え?なに?」
「私、迷子になりました」
「ありゃ、まぁそうだよね」
「なんで、こんな迷路みたいになってんの?」
「いやぁ、なんかさ敵が入ってきても
迷って出れなくするためらいし」
「そういう事か」
「うん」
「で、みんなは出れるわけ?」
「いや、無理」
「ダメじゃん」
「そうなんだよ、早く戻してくれって
言ってんだけどさ」
「その希望も通らないと」
「そういうこと」
まぁ、みんなも苦労してんだな
敵対しての策としてはいいだろうけど
これは、迷うわ
こんな、ぐるぐるして
行き止まり多いし
変な扉も多いし
ここだと思って開けたら倉庫だったし
ここ、そのうちアトラクションになりそう
「で、なんでルイスさんはここにいるの?」
「……あ、そうだリアムさんに聞きたいことが」
「俺に?」
「リアムさんとルーカス様って親友ですか?」
「……あれ?バレた?」
「え?あ、はい」
「そっかぁ、思ったよりも早かったな」
「えっと、どういう?」
「昨日の戦闘の時に気づいんたんでしょ」
「そうだね」
「ルイスさんの言う通り
俺とルーカスは親友だよ」
「私、ルーカス様と」
「知ってる」
「え?」
「だから、俺が迎えに行った
ルーカスにも俺とルイスさんは
一緒にいること伝えてあるから」
「そうなんだ」
「いつ言えばいいかわかんなくてさ
だったら、隠したままでもいいのかなって
どうせ、あとから知ることになるし」
「でも、私は、今知れてよかった」
「俺も、タイミングっていう意外と
すぐに来るんだな」
「そうだね」
「昨日、俺とミアちゃんを重ねてたよね」
「あ、えっと」
「ミアちゃんの活発な性格は
俺が育てたからな」
「やっぱりそうだったんだ」
「そう!俺戦闘の時はあんな感じになるからさ
それをずっと、見せ続けてたみたいで」
「でも、そのおかげでお嬢様との毎日は
楽しかったよ」
「疲れるだろ?」
「それは、まぁ」
「あはは、ミアちゃんは、俺とルーカスの
いいとこ取りした子だからな」
「私もそう思いました」
「さて、部屋に戻るか」
「そうだね、じゃあリアムさん
どっちが帰り道?」
「……わかんね」
「……ありゃ」
あの後、何とか歩き回って
半日かけて部屋に戻りました




