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78話目 完璧に

「最近、アランとアレンが

なんでも出来るように

なっているわ、まるでルイスのようね」

「2人とも、ルイスみたいになれるように

頑張っているのですよ」

「そうなのね、私もなろうかしら」

「何になるのですか?」

「ルイスを助けられるように

なんでもできるように」

「あら、頑張っちゃいます?」

「えぇ、頑張ってみるわ」


「まずは、洗濯をしましょう!」

「え?洗濯ですか?」

「えぇ、私に任せてちょうだい」

「かしこまりました」

「えっと、水を出して、ここに洗剤を入れて……

そしたら、スタート!完璧だわ」

「ミアお嬢様、大丈夫でしょうか?

なんだか、洗剤を入れすぎな気も……」


「洗濯は、終わるまで待つから

次は……料理でもしましょうか

そうと決まれば早速キッチンへ!」

「お嬢様ー!ここは大丈夫ですので」

「えぇ、私できるわよ」

「僕たちが担当なので」

「……わかったわ」


「キッチンを壊されたら大変だ」

「でも、酷いことしちゃったかな?」

「後で、ケーキでも買うか」

「そうだね」


「料理はダメって言われてしまったわ

でも、まだできることはあるわ!

次は……庭に咲いてる

お花に水をあげましょう!」

「ミアお嬢様、今度は何をする気なの……」


「さぁ、お水ですよ〜」

ジャバジャバ!

「はわわ……あげすぎでは?」

「これで、元気になるわね!」

「ミ、ミアお嬢様、楽しそうだけど」


「洗濯も終わったわ

干しましょう!」

「や、やっぱり洗剤が多かったみたい

ミアお嬢様、ちゃんと干せるかな?」


「これは、ここで

これは、ここでできたわ!

私にもできることあるのよ!」

「おお、お嬢様ー!」

「あら、マリアちょうどいいところに

見てちょうだい、洗濯できたのよ」

「そ、それは良かったですね

ですが、ちょっと洗剤が多かったみたいですね

シワも沢山あるので一緒に

干し直しましょうか」

「……あら、そうなのねごめんなさいね

えぇ、お願いしてもいいかしら?」

「はい」


「お嬢様、完全に落ち込んだな」

「私のせいね」

「マリア様は悪くありませんよ」

「でも、はっきり言いすぎたかな」

「ま、まぁ、俺達もストレートに

言っちゃったし」

「でも、なんでお嬢様あんなに

頑張ってるんだろう」

「ミアお嬢様ね、ルイスを

助けたいみたいなの」

「……俺たちと一緒か」

「……そうだ!今度一緒に

仕事しようよ僕たちの」

「あら、それはいい考えね」

「そうだな、俺達も覚えられることあるし」

「うん!」


「完璧にできなかったわ

私はなんにもできないのね

これじゃあ、ルイスを助けることなんてできないわ

なんで……私ってこんな、なのかしら

こんな、私嫌いだわ 」

「どうしたんや?ミア」

「あ、お兄様」

「何かあったんか?」

「……うぅ、お兄様〜」

「おおお、どうしたんや?」


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