75話目 ルーカスの叫び
「俺が来たでー!」
「あ、ルーカス様だ」
「何しとるんや?」
「お兄様、今ルイスから返事が来たのですよ」
「返事?」
「はい、みんなでルイスに
手紙を書いたんです」
「……なんでや」
「お兄様?」
「なんで、俺も誘ってくれへん
かったんやー!」
「え?え?」
「俺も、ルイスに手紙書きたかったんや!
もっと、話したかったんやー!」
「ルーカス様ってルイスと仲良かったか?」
「色々出かけたりして仲良くなったみたい」
「へぇ、そうなんだ」
「ミア少しだけ、兄ちゃんに見せてや」
「嫌よ、これは私とルイスの
秘密の会話だもの」
「そうかぁ、なら仕方ないか」
「そこの双子くーん手紙見せてや」
「いいですよ」
「お、ほんまか!」
「俺たちルイス様に100点貰ったんです」
「100点?」
「手紙に俺たちが今頑張っていること書いたら
100点くれたんです」
「それは、良かったな」
「ルーカス様今よろしいですか?」
「なんや?」
「ルイスからルーカス様に伝言というか
手紙を読んでもらいたいと」
「わかった」
「マリア様、何を話しているのですか?」
「アラン、今ルーカス様と大事な話が
あるからアレンとミアお嬢様と一緒に向こうで
遊んでてちょうだい」
「わかりました!」
「ルーカス様、早速ですがこの手紙を」
「わかった」
「……」
「マリア」
「はい」
「これは、事実なんやな」
「そうです」
「そうか」
「ルーカス様?」
「今日は、帰る
俺も、警戒しとくから何かあったら
その時は、言いや」
「ありがとうございます」
「あれ?マリア様、ルーカス様は?」
「今日は、帰ったよ」
「えぇ〜、もっと話したかったのに」
「何か、急用ができたみたい」
「じゃあ、仕方ないか」
「……ルイスは3人には知られない
ようにしている
もしかしたら、1人でどうにかしようと
でも、大丈夫私もルーカス様も知ってる
みんなを守らないと」
「あれが、本当やったら……
いや、本当なんやろうけど
ルイスもマリアも嘘つかへんし
だったら、大変なことになるな特にルイスや
こっちは、俺もおるしマリアもおる
戦えるやつはおるが、あいつはルイスは
1人で戦う、チッ!なんや!なんや!
なんで、あいつなんや!あの時無理にでも
ミアに着いて行っとたら良かったんや!
せやったら、きっとルイスだけやなかった
ルイスのアホ!全部ひとりで
解決しようとすんなや
やっと、仲良くなれたのに
ルイスが死ぬ結末は嫌や」
ブーブーブーブー
「なんや、こんな時に……あいつからや
あいつ、今ルイスと一緒におるんや
せやったら、何とかなるかもな
よし、連絡ありがと俺もルイスと騎士団の
状況は知った、せやけどそっちは任せた
こっちもやらなあかんことがある
頼りにしてるからな親友
これで、ルイスに無理をさせずに
どうにか出来たらええんやけどなぁ」




