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74話目 嘘と真実

今日は、このまま何もないと思うし

返事でも書くか

なぜかは、知らないが

この部屋には手紙用紙がある

なぜあるのかは知らない

ただ、枚数は少ない

アランとアレンは同じ紙に書こう


「私は、元気にしているよ

2人も元気そうで良かった

今、2人が頑張っていること手紙を読んで

すごく伝わった。私は、今までも2人が

頑張っていること見ていたから知ってるよ

頼りにしている。帰ったら2人に

100点をあげよう

そして、何かあった時は

マリアとお嬢様のこと守ってくれよ」


次は、マリアに書こう

……マリアには、伝えてもいいか


「まずは、必ず生きて戻ると

言いたいところだが

今の状況で戻ることはできない

いつ戻れるかも分からない状況だ

そのことは、3人には伝えないで欲しい

3人は、まだ子どもだ

あまり悲しい思いをさせたくない

そして、マリアにお願いがある

そっちに、敵が向かっているらしい

理由は分からないがきっと私が原因だろう

私もその時は、なるべく早く戻るが

どうか、みんなを守ってくれ

そして、マリアも無事でいてくれ」


……思ったよりもこっちの状況が悪かった

これは、仕方の無いことなのだろうか

出来れば、私がひとりで解決したいが

いや、今はそんなことを考えるよりも

お嬢様に返事を書こう

今日を逃したら

もう、書けないかもしれないし


「私は、戦闘から逃げることはできないので

戦闘は、これからも続きます

でも、私は、今すごく元気です

なので、心配しなくて大丈夫ですよ

お嬢様との約束も必ず守ります

そちらに帰ったら、またお出かけしましょう

その時まで、私がいなくても仕事は

しっかりしてくださいね。」


……これを送ろう

ダメだ……嫌な想像ばかりしてしまう

あ、ルーカス様にもお伝えした方が

良かっただろうか

いや、私が手紙をルーカス様に

出せるか分からない

そもそも、紙がもうない

仕方ないマリアのところに追記で書いとこう

運が良ければルーカス様に会えて

この手紙を読んでもらえる


「ルイスさん!」

「うわっ!リ、リアムさん?

どうしたんだい?そんな慌てて」

「ルイスさん、大変なことに……

ってそれは手紙?」

「あ、あぁ」

「……」

「ごめん、今の状況でこんな」

「いや、その方がいいよ」

「どういうことだ?」

「また、始まってしまったよ」

「何がだい?」

「戦争が」

「戦争だと」

「今は、相手が一方的に

攻めようとしてきている

団長は何とか話し合いで収めようとしているが

上手くいきそうにない」

「わかった、ただ、ひとつ頼みがある」

「何?」

「私のいた屋敷にも敵襲が

来るという情報を得た

だから、私はそっちの方も」

「気になるってこと?」

「そういうことになる

こんな時にすまないが」

「了解、その時は、俺たちに任せて

俺も、戦闘員だから大丈夫だ」

「ありがとう」

「でも、いつ来るかわかってるのか?」

「いや、分からない

でも、ご主人がこれを渡してくれた」

「これは、特定の場所で何かあった時に

教えてくれるものか、いいものをくれたな」

「これで、なんとかなる」

「……ルイスさん、行きましょうか」

「あぁ」

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