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72話目 手紙を書こう!

「早速手紙を書きましょう」

「なぁなぁ、アランはどんな内容にするんだ?」

「僕は、もし、返事が帰ってくるならって

考えて、ルイス様のことも聞くし

後は……僕の今を伝える!アレンは?」

「俺は、褒めてもらうかなぁ

最近、俺頑張ってるし」

「僕も、褒めてもらおう」


「ふふふ、2人とも楽しそうですねミアお嬢様」

「そうね」

「ミアお嬢様はどんな内容にするのですか?」

「私は、秘密よ」

「では、ルイスとミアお嬢様の2人だけの

お手紙ですね」

「そうなの」

「ルイス喜びますよ」

「頑張って書くわ」

「はい」

「マリアの手紙は?」

「私は、最近の出来事を書きます

ルイスのことだから、心配している気がして」

「いいわね、マリアらしいわ」

「書きましょうか」


「だいぶ書けた……なんか、騒がしい」

「じゃあ、僕は100点」

「俺は、101点だ!」

「だったら、僕は、102点!」

「やいのやいのやいのやいの!」

「ぎゃいぎゃいぎゃいぎゃい!」

「……2人が、喧嘩してる

なんか、100点とか言ってるけど」

「俺は、120点!」

「じゃあ、僕は200点!」

「お前、それはずるいだろ」


「ちょっと、2人とも何してるの?」

「あ、マリア様」

「そうだ、マリア様に決めてもらおうぜ」

「それは、いいね」

「何があったの?」

「マリア様、俺たちの手紙読んでよ」

「2人の手紙?」

「そうです、それでどっちが

点数高いか決めてください」

「よく分からないけど、いいわよ」


「読んだけど、この手紙の内容に

点数をつけて欲しいの?」

「そうそう」

「2人とも、同じ100点よ」

「……えー、そうなのかよ」

「僕の方が高いと思ってたのに」

「そんなに競わなくてもいいと思うよ」

「そうですか?」

「2人とも、素敵な手紙書けてるし

それに、ルイスも同じ答えをすると思う」

「……確かに」

「ルイス様いつも僕たちが喧嘩した時

2人の点数は、同じだって言ってた」

「俺も、思い出した」

「これで、仲直りね」

「うん!」

「俺、アランと今も仲良しだって書く!」

「僕も!」


「ルイス喜ぶわね」

「そうですね」

「2人が、あんなに真剣に書いてるなんて」

「ミアお嬢様、2人のお姉ちゃんみたいですね」

「実際、歳は下だもの」

「そうですね」

「それに、2人を見てると守りたくなっちゃうの

まだまだ、子どもなのね」

「ミアお嬢様も子どもですよ」

「私は、大人よ」

「20歳になれば分かりますよ」

「そういうものなのね」

「はい」

「マリア様ー!」

「あら、また2人が呼んでますね

行ってきますね」

「えぇ」


「お姉ちゃんなのね、うふふ

あの2人が弟だと大変そうね

でも、毎日が楽しそう」


「お嬢様ー!手紙書けましたかー?」

「書けたわ〜、アレン達は?」

「俺達も書けました!」

「なら、手紙を出しに行きましょうー!」

「はーい!」


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