7話目 屋敷に荷物が届きました
カッコがない文はルイスの心の声です
1話1話短編です
隙間時間にもおすすめです
今日は、お屋敷にあるものが届くと聞いている
私は、それが何かは知らない
お嬢様もマリア アランとアレンたちも知らないみたいだ
ということは、知っている人は
ご主人と奥様だけということ
そして今、ご主人と奥様は不在である
どうするんですか!
どうすればいいんだ
私が、まとめるのか
受け取り人の名前は私になっていると聞いている
嘘でしょ……
もうすぐ来てしまう
一体何が届くんだ
なんか凄いものが届いてしまった
配達員はよく持ってきたものだ
「お届け物でーす」
「はーい」
「こちらですね、ありがとうございましたー」
「……はーいご苦労さまでーす……」
はぁ、どうするんだ
ん?遠くからお嬢様の声が
とにかく、これを……隠せるわけないよね
「あら、ルイス何してるのかしら?」
「あ、お嬢様えっとですね」
「その大きい箱は何かしら?」
「なんでしょう、私も知らないです」
「なら、開けてみましょう!」
「……はい」
お嬢様が楽しそうに開けている
中には何が入っているのか
私は、不安でしかない
「開いたわ!さて、何が入って……箱?」
とうとう、開いた
さぁ、一体何がって、箱?
箱が入っている
「あの、お嬢様?」
「この箱も開けてみましょ」
まじか、その箱も開けます?
また、楽しそうに開けてるけど
「よし、今度は何かしら、」
「また、箱ですね」
その後も、開け続けて
箱、箱、箱、箱が沢山出てきました
いや、マトリョーシカか!
どんなけ、箱が出てくるんだ
てか、なんでこんなに箱がいっぱい
これ、片付けるの私なんですけど……
そこら中に箱が置いてあるんですけど
まだまだ箱が出てくるし
今は、午後3時
私今日寝れるかな
ははは……
「ルイス!これで最後だったわ!」
「あ、そうですか良かったですね」
「あら、なんだか元気ないわね
少し、やつれた?大丈夫かしら?」
「いえ、ご心配いりません
ただ、この箱をこれから片付けるのかと
思うと気持ち的にですね……」
「そういう事ね、私も手伝うわ 」
「お嬢様!」
お嬢様の執事をしていて良かった
こんな、お優しいお嬢様のおそばにいられる
なんて、光栄なこと
さて、中からは何が出てきて
「あ、これ組み立てるみたい」
え?これ組み立てるの?今から?
本当ですか?
もう、7話終わりますよ
次回に行くんですか?
嘘ですよね……
「さぁ!ルイス一緒に組み立てましょ!
って、何泣いてるのかしら?」
「いえ、なんでもありません…」
おまけ
【組み立てよう!】
「ねぇ、ルイスこれどうやるのかしら」
「まずは、この部品をこっちの棒につけてください」
「こう?」
「そうです、それから……」
2時間後
「やったわ!完成よ」
「や、やっと終わった……」
これで、屋敷に、ロボットが来ました
でも、なぜロボットなんか