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68話目 ルイス……またね

今日は、出発の日

もうすぐで、迎えが来てしまう

でも、行かないと


「ルイス!」

「……お嬢様」

「ルイスー!」

「ルイス様!」

「ルイス様ー!」

「みんな」

「俺、行って欲しくないです」

「僕も、ずっとここにいて欲しいです」

「みんな……ごめん、それは出来ないんだ」

「わかってます、我儘言えないこと」

「アラン」

「だから、俺たち待ってます

ずっと、ルイス様が戻ってくるまで」

「……アレン」


「ここで、言うのも違うと思うが」

「ご主人様?」

「どうされたのですか?」

「ルイスがここに戻ってくる予定は

今のところないんだ」

「……そんな」

「嫌です」

「アラン、アレンそんな顔しないで

私もできることなら行きたくない」

「……大丈夫です!俺たち今日は我儘言いません

大人になります」

「僕も頑張ります」

「さすがだよ、アラン、アレン」

「ルイス様……」

「ルイス様!俺強くなります」

「頑張れ」


「ルイス」

「マリア、色々ありがとう」

「何よ、お礼を言いたいのはこっちよ」

「マリアには、色々助けて貰ったから」

「私だって、ルイスがいたから

私らしく入れたのよ」

「これからも、そのままのマリアでいてくれ」

「……わかってるわよ」

「マリアの泣きそうな顔初めて見たよ」

「うるさい……」

「私も、マリアがいてくれて良かった」

「何よ、今更バーカ」


「ホンマに、行ってしまうんやな」

「ルーカス様」

「こんな、俺と仲良くしてくれて

ありがとな」

「そんな、こちらこそありがとうございます」

「最初は、仲良くできるか

分からへんかったけど

仲良くなれて良かったわ」

「私もです」

「騎士団に行っても元気でな

俺達のこと忘れんなよ」

「忘れませんよ、何があっても」


「そろそろ、お時間ですが」

「あ、では、行ってきます」

「準備はいいですか?」

「はい……うわっ!お嬢様!?

なぜ、一緒に乗ってるのですか?」

「何よ、そんなに驚いて」

「お嬢様、ダメですよ」

「なんで!」

「着いてきては、ダメです」

「……」

「お嬢様、楽しい時間を

ありがとうございました

さようならお嬢様……お嬢様?」

「嫌よ」

「お嬢様、そんなに服を掴んでいたら

伸びてしまいます」

「行かないで!」

「お嬢様、離れていても恋人です

必ず帰ってきますから」

「ほんと?」

「はい、ほんとです」

「嘘じゃないわよね」

「私が、嘘ついたことありますか?」

「ないわ 」

「では、信じて待っていてください」

「うん」


「ルイス」

「ご主人」


「騎士団の方あと少しだけ

時間よろしいですか?」

「まぁ、少しなら」

「ありがとうございます」


「ルイス、これを」

「これは?」

「ここが、みんなが、ピンチになっている時に

教えてくれる機械だ」

「ありがとうございます

これで、すぐに戻ってこれます」

「上手く活用してくれ」

「はい」


「行きますよ」

「あ、はい」

「皆様、今までありがとうございました」


「ルイスー!約束よ!

絶対に戻ってくるって!」

「ミアお嬢様」

「大丈夫よ、私今は、泣かないって

決めてるもの

もう、届かないかもしれないけど

最後に言わせて

ルイス……またね」


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