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67話目 みんなの本音

「もう、なんでなのよ!

なんで、ルイスなの?

私と離したいの?

どうして、どうして

やっと、恋人同士になれたのに

こんなことって」

「ミアお嬢様、落ち着いてください」

「落ち着けないわよ!」

「気持ちは、分かります

私もそうです」

「……ごめんなさい」

「謝らないでください」

「……あの時のルイスの顔

あんなに、泣いてるの見た事ないわ」

「ルイスは、人前で泣かないですからね」

「だから、私は泣いちゃダメと思ったの

そうしたら、もっと悲しませてしまう

だから、できるだけ笑顔でいようと思って」

「それで、いいですよ

ミアお嬢様は、何も間違えていませんよ」

「ほんと?」

「心配いりません」


「あ!お嬢様いた」

「アレン」

「僕もいますよ」

「2人ともどうしたの?」

「お嬢様は聞きましたか?ルイス様のこと」

「えぇ、今日聞いたわ」

「じゃあ、本当なんですね」

「あら、アレン私の言うこと

信じてなかったの?」

「そんなことないよマリア様

ただ、急すぎるし信じたくなかったから」

「だから、僕たちとマリア様だけじゃなくて

お嬢様も聞いてたら受け入れようって」

「そうだったの、私もミアお嬢様も

みんな知ってるよ」

「……俺、ルイス様と離れるの嫌」

「僕もです」

「私も嫌だわ」

「それは、みんな同じですね」

「マリア様も嫌?」

「私も嫌よ

だから、どうにかしてみると言ったら

いいって断られた」

「どうして、俺だったら」

「アレン、ルイスの性格からして

みんなを巻き込むと思う?」

「思わない」

「そうだよね、自分だけでいいって」

「それが、ルイス様のいいところでもあるし

悪い所でもある」

「アランいいこと言うじゃない」

「……僕、受け入れます」

「アラン、どうしたんだよ」

「だって、どんなに嘆いても

止めてもルイス様は行くと思います

命令なら特に」

「そうだな」

「だったら、早く受け入れた方が

楽になれるから」

「アラン、私もそうする」

「マリア様まで」

「アレンは?僕は、決めたよ」

「……俺も受け入れる

受け入れられないけど」

「私も、受け入れるわ

今更、我儘言ってもどうにもできないのよね

……でも、寝たくないわ」

「僕も起きてたいです」

「俺は、起きてるぞ」

「そんな事言わないの

早く寝ないと起きれないよ」

「嫌です!」

「アランがここまで我儘になるなんて

それほど、愛されていたのね

明日、ルイスを送るのよね?」

「はい」

「だったら、寝ないと」

「……はい」

「俺、俺」

「私覚悟決めたわ

ちゃんと寝て、明日いい笑顔で

ルイスを送るわ」

「俺もそうします

明日、笑顔でいたいのは俺もだから」

「僕も、明日は早く起きます」

「マリア様も寝よう」

「みんなで寝ようね」


「……ルイス、また会えるわよね

もう二度と会えないのは嫌よ」

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