49話目 お嬢様が寝坊しました
カッコのない文はルイスの心の声です
1話1話短編です
隙間時間にもおすすめです
今日は、朝から大事な予定がある
昨日のうちにマリア達に
私の仕事を頼んでおいた
少しでも、余裕ができるように
早めに準備をしたかったが
お嬢様が起きてこない!
部屋には鍵がかかっている
なんで、こういう時に限って
ちゃんと鍵をかけるんだ
いつもは、私が鍵かけてくださいと言っても
かけないのに
なぜ、こんな忙しい時に……
スペアキーはどっかいったし
後で、犯人を探そう
とにかく今はドアを開けてお嬢様を起こす
どうしたものか……
泥棒みたいに棒を使って鍵を開けられたら
まぁ、そんなことできないんだけど
そんなこと考えてる場合じゃない
早くしなければ
よし、ドアを叩いて叫ぼう
「お嬢様ー!起きてください!
遅刻してしまいます
お嬢様ー!お時間ですよー!」
ダメだ、反応がない
もっと、やってみよう
「お嬢様ー!お嬢様ー!
起きてくださーい!お嬢様ー」
ドゴン!
……え?今お嬢様ドアに
何かを投げつけたよね
ドゴンドゴンドゴン!
「うわぁぁぁ!ストップです!
お嬢様!止まってください!
ドアが壊れます」
と、止まった?
今日は、機嫌がよろしくないのだろうか
ガチャ
「あ、開いた
お嬢様?起きましたか?
あれ?いない……あ、下にいた
何をされてるのですか」
「ううーん、まだ眠いのよ」
「今日は、ご予定が沢山ありますよ」
「全部休むわ」
「休めません」
「嫌よ」
「頑張ってください」
「えー」
「ほら、もう時間が……
あ!ほんとに時間が無い!
お嬢様、5分で屋敷を出なくては」
「え?そんな」
「私は、部屋の外に出てますので
着替えてください」
「ルイス、私の着替え見たいかしら?」
「そんなこと言ってないで
早く着替えてください!
それに、私男なので見ないです!」
「興奮しちゃう?」
「しません!きっと!」
ガチャン!
「ノリが悪いわね
これ以上、怒られるのは嫌だから
早くしましょう」
「はぁはぁ、何とかこれで、間に合うはず
お嬢様の着替えの速さしだいだが
……終わったか?お嬢様、入りますよ」
「スピィィィィ」
「……お嬢様!寝ないでください!
早く!着替えて!準備して!出る!」
「わわ、わかったわ」
お嬢様の着替えを終わらせて
間に合いました
予定が崩れなくて良かった
それにしても、スペアキーは
どこにいったのだろうか
おまけ
【スペアキーの行方】
「マリア様、こちらでよろしいでしょうか」
「ありがとう、アラン」
「俺は、何しようかな
ん?ポッケに何かが……鍵?」
「どうしたの?アレン」
「俺のポッケから鍵が」
「あら、それミアお嬢様の部屋の
スペアキーじゃない」
「あれ?なんで俺が」
「あの時じゃない?あのぉ、お嬢様がいない時に
部屋を掃除するために貰った」
「あぁ、あの時かよく覚えてたなアラン」
「それ、早く返した方がいいよ」
「そうだな」




