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46話目ルイスの眠れない夜

カッコのない文はルイスの心の声です

1話1話短編です

隙間時間にもおすすめです

……寝れない

ベッドに入ってからどのくらい経った?

2時間経ってる

少し、歩くか

今日は、仕事が早く終わったから

早く寝ようと思ったのに


「ん?おわっ!

……な、なんだ置物か

やっぱりこの置物怖い」


さっきの置物は奥様が趣味で集めているもの

どこの国のものか分からない

そういえば、お嬢様の部屋にも

置物がいっぱいあった


ガシャーン!

「ひぃぃぃ!こ、今度は何?

なんだ、鳥がぶつかったのか」


夜の屋敷はこんなに不気味なのか

薄暗くて、このぼんやりと先が見えるのが嫌だ

部屋に戻ろうにも

少し、迷子になっている

暗いと自分がどこにいるのか分からない


ガンっ!

「いっ!痛ったー!」


あ、足ぶつけた……

これは、なんだ?

テーブルか

なぜ、こんなところにテーブルが……

あ、ここ大掃除する予定だから

その前に外に出しといたんだ


そろそろ、部屋に戻ろう

で、ここはどこだろうか

屋敷の中ってことは分かる

もう少し、歩いてみるか


だいぶ暗闇に目が慣れてきて

見えるようになって来た

ここは、奥様部屋の近くか

結構歩いたんだな

私の部屋と奥様の部屋は離れている


あれ?あそこの部屋明かりがついている

誰かいるのか?こんな時間に?

覗いてみるか


ガチャ……

誰かいる


「うふふふふふふ」


ひぇぇぇぇ……

笑いながら奥様が何かを作られている

そ、そっとしとこう

ガチャン


「あら?今ドアの音がしたような気が?

気のせいかしらね」


……何も見なかったことにしよう

奥様にも事情があるんだ

ずっと、目的もなく歩いているとつまらない

まぁ、目的は部屋に戻ることだけど

そうだ、夜景が綺麗に見れるところを探そう

お酒が美味しく飲めそうなところ


なかなか、ないな

夜は、暗くて見えにくいから

ん?あそこの窓開いてる

開けたまま忘れたのか

閉めとこうよいしょ……

ここ、いいかも

空も月もしっかり見える


月明かりで明るすぎず暗すぎず

いい所見つけた

今度、仕事が早く終わった日ここで飲もう

1人もいいけど、マリアと一緒に飲もうかな

いつか、3人がお酒飲めるようになったら

みんなで、飲みたいな


いい感じに、眠くなってきたし

部屋に戻りますかここからなら近いし


「あれ?ルイス眠そうだね」

「うーん、昨日寝れなくて

屋敷の中歩いてたらちょっと迷子になって

寝たの4時で起きたの6時半」

「そりゃ、眠いよ」

「でも、いいの見つけたんだ」

「そうなんだ良かったね」

おまけ

【眠くて仕事が出来ないルイス】

「ルイス様!そのお皿は

持っていかないでください」

「あ、ごめんアラン」


「ルイス、持ってる紙ちょうだい

ルイス?寝てるの?って!よだれ!よだれ!」

「あ、お嬢様、申し訳ございません」

「大丈夫?休んでもいいのよ」

「いえ、大丈夫です」

「そうかしら?」

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