40話目 双子はいつも同じ行動
カッコのない文はルイスの心の声です
1話1話短編です
隙間時間にもおすすめです
「何、見てるの?」
「あ、マリア見てよあれ」
「ん?あ、2人とも同じもの作ってる」
「お互い気づいてないみたいだ」
「2人とも、卵料理好きだらね」
「特に好きなのは今作ってる
チーズ入りの卵焼き」
「あれは、たまたまかな?
それとも、わざと?」
「私は、たまたまだと思いたい」
「わかる」
「よし!完成だ!」
「僕も!」
「あれ?」
「2人とも」
「同じの作ってる」
「食ってみようぜ」
「うん!」
パクっ
「うん」
「やっぱり」
「同じ味だ」
たまたまだったみたいだ
同じの作ってると同じ味だがハモるのも
双子らしい
双子は、同じ行動をする
そして、たまに双子ミラクルを起こす
「ちょっとアランその傷どうしたの」
「マリア様、これはカミソリで
切ってしまって」
「大丈夫?痛くない?」
「痛くは無いです、血も出なかったので」
「なら良かった」
「ご心配ありがとうございます」
「でも、一応で消毒しときましょう」
「かしこまりました」
「アランの顔に傷ができてるから
消毒をって……ってアレンも?」
「アレンも僕と同じ」
「アランもかよ」
「ふふふ、2人して同じところに
傷をつけて可愛いな」
「そんなことないですよルイス様」
「アランの言う通りです」
「ほら、2人とも消毒するからこっちおいで」
「はーい」
「アランとアレンはいつ見ても面白いな」
「そうね」
「次は、何が見れるかな」
「あら、見て見て」
「あれは」
「2人でくっついて寝てるよ」
「アレンがアランを抱きしめてるな」
「いつもはヤンチャでも
お兄ちゃんなんだね」
「双子だけど」
「私からしたら、2人とも弟だけどね」
「それはそうだな」
「2人はね、いつも同じ格好で寝てるの」
「え?見たことあるのかい?」
「あるよ」
「私もその時見れたら良かった」
「性格は、違うけど」
「え?」
「ずっと一緒にいた2人だから
喧嘩をしても最後は、いつも通りになるね」
「マリアの言う通りだね
きっと、2人のどちらかがいなくなったら
すぐに2人が、壊れてしまう気がするよ」
「そうならないように私たちが守ればいいの」
「うん、それも仕事だから」
「そうそう、ルイスわかってるじゃない」
「だって、私たちは騎士になる
予定だった2人だから」
「子どもたちを絶対に死なせない
ここで働く前に旦那様と約束したこと」
「わかってるよ」
「んー?あれ?ルイス様とマリア様」
「あ、2人とも起きた
マリア起きたよ」
「ちゃんと同じタイミングでね」
「なんの話しですか?」
「ううん、なんでもないよねルイス」
「そうそう」
「あ、仕事!アラン仕事途中だよ」
「そうだった、早く始めよう!」
いつ見ても同じ行動をする2人を
私たちは、いつも楽しんで見ている




