26話目 消えたプリン
カッコがない文はルイスの心の声です
1話1話短編です
隙間時間にもおすすめです
「あれ?あれ?あれ?
ない、ない、ないわ
わ、私のプリンがないわー!」
デデン!
『午後のサスペンス消えたプリン』
ペシっ!
「そんな文字はいらないわ!」
「あー!俺が作った文字が!」
「アレン!ふざけてないで!」
「せっかくだから刑事みたいに
やろうと思ったのに」
「あー、お嬢様ひとつお聞きしますが
いつ頃までプリンを見ましたか?」
「ルイス、こういう時はノリノリなのね」
「楽しそうだったので」
「まぁいいわ、えっと確か、13時くらいまでは
冷蔵庫にあったわ」
「では、14時~15時の間で消えたと」
「元気になるの早いわね」
「今は、15時半ですか……
私は、今まで自分の部屋にいたので」
「俺も、資料室にいた」
「てことは、ここにいない人達の仕業だわ」
「一体誰が……マリアがそんなこと
するとは思えないしアランはアレンと
一緒にいたんだよね」
「そうですね」
「まぁ、聞いてみないと分からない
お嬢様私と一緒にマリアに
聞きに行きましょう」
「わかったわ」
「そしたら、俺はアランに聞いてみるぜ」
「では、行きましょう」
「マリア、少しいいかな?」
「えぇ、大丈夫何かあった?」
「実は、お嬢様のプリンが消えたんだ」
「プリン?」
「そうなのよ、私がプリンを食べようと思って
冷蔵庫を開けたらプリンがなかったのよ」
「消えたと思われる時間は14時~15時の間
だと思われる」
「その時間私はずっとここにいたよ」
「そうなのね」
「マリアでは無いとするとアランか」
「なぁ、アラン今日プリン食ったか?」
「え?プリン?食べてないけど」
「そうかぁ」
「何?何かあったの?」
「いや、お嬢様のプリンが消えたんだ
それで、お嬢様が騒いでいる」
「それは、大変だね」
「そうなんだよ」
「そういえば、僕のゼリーも無くなってた」
「同じやつの仕業か?
プリンだけでなくゼリーまで」
「僕の好きなぶどうのゼリーだったのに」
「え?」
「どうしたの?」
「ぶどうのゼリー?」
「そう」
「あぁあ、大変だな……」
「もしかして、ゼリーの犯人はアレン?」
「……ごめんな、許してアラン……アラン?」
「食べ物の恨みはすごいんだぞー!」
「うぁぁぁぁ!ごめーん!」
「で、マリアは違った」
「そうね」
「そして、アランも違った
逆にアレンがアランのゼリーを食べたと」
「ごめんアラン」
「じゃあ、一体誰が」
「おや、みんなで集まってどうした?」
「お父様!」
「ご主人」
「今、私のプリンを食べた犯人を探してるの」
「プリン?あぁ、それなら美味かった」
「え?」
「あれ、ミアのだったのかごめんごめん」
「お、お、お父様のバカー!」
今日は、ご主人とお嬢様の鬼ごっこですね
まぁ、犯人が見つかって良かった
そして後日、ご主人がお嬢様に
高級プリンを買ってました




