18話目 双子の見分け方
カッコの無い文はルイスの心の声です
1話1話短編です
隙間時間にもおすすめです
よく聞かれることがある
アランとアレンってどうやって見分けてるの?
あの双子くん見分けられるのすごいね
そう言われる
確かに、私も最初は見分けがつかなかった
なんなら、初めて会った時
ドッペルゲンガーかと思った
今では、見分けられるけど
これから、アランとアレンの見分け方について
おっと、いいところに来た
「ルイス様ー食器持ってきました」
「あぁ、ありがとう
そこに、置いといてくれればいいよ」
「わかりましたー」
今のが、アレンだ
アレンは、敬語ではあるが
フレンドリーな感じで
めんどくさがり屋
でも、面倒見のいいやつだ
そして、アランはと言うと
「ルイス様、荷物を受け取ったのですが
どうされますか?」
「そこに置いといてくれればいいよ」
「かしこまりました」
アランは、礼儀正しい
まぁ、ちょっと無理してる感じもするが
自分でなんでも、できるやつだ
その分人の頼ることが少ないが
喋り方以外の見分け方としては
性格だ
アレンは、ヤンチャな感じの性格をしているが
たまに見せるお兄ちゃんな感じもある
アランは、普段は大人しくしっかりしているが
アレンやお嬢様と3人の時は、弟のようになる
なぜそうなるかと言うと
アレンが双子の兄で
アランが双子の弟だからだ
お嬢様と3人で、遊んでいる時は
2人の方が弟のように見える
まぁ、実際1個下だからな
1歳差でもあんなに違うものなのか
ちなみに、見た目では全く分からない
黙っているとマリアも私も見分けがつかない
お嬢様だけはわかるらいしが
不思議なものだ
歳が近いとわかるものなのだろうか
最後は、離れたところから2人を見分ける方法
それは、マリアがいれば簡単に見分けられる
アレンは、マリアに対してタメ口で話している
その反対でアランは、マリアにも私と
変わらずに敬語で話している
前にマリアに聞いてみたら
「私がタメ口でいいよって言ったよ」
「そうなのか」
「何?心配してるの?」
「いや、違うやはりアランは
敬語なんだなって」
「確かに、そうね」
「アレンとアランは育った環境が違うからな 」
「確か、アランはお父さんに連れられて
色んなところに言ったのよね」
「そう、そしてアレンは兄たちと一緒に居た」
「双子でこんなに差がつくのね」
「それも、2人のいいところなんじゃないか」
「それはそうね」
「え?なになに?何話してるんですか?」
「うわぁ!アレンびっくりした」
「あぁぁ、アレン申し訳ございません
ルイス様」
「いや、いいんだよ」
「今2人のこと話してたの
ルイスが褒めてたよ」
「え!ほんとですか?」
「やったな!」
「ふふふ」
やはり、アランとアレンはこう出ないと
それぞれの良さがある
でも、2人が一緒にいるからでる良さもある
これから先も、2人は一緒にいて欲しいな