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14話目 火の取り扱いにはご注意を!

カッコがない文はルイスの心の声です

1話1話短編です

隙間時間にもおすすめです

お嬢様のことが気になる

ちゃんとできているだろうか

マリアは大丈夫だろうか

あぁ、心配だ


「ルイス様なんだかぼーとしてるね」

「そうだな、何か考え事してんだろ」

「珍しいね」

「あぁ」


その頃キッチンでは

「ミアお嬢様!じゃがいもデカすぎです」

「どうしてよ、さっきは人参小さいって

言ったじゃない」

「これは、大きすぎです

こんなの、ほとんど切ってないですよ」

「むずかいしわ」

「このくらいでいいですよ」

「真ん中なのね」

「はい」


そして、食堂では

ガシャーン!

あ、やってしまった

私としたことが、考え事しすぎてた


「ルイスがミスをしているだと

これは、働かせすぎたか

少し休ませるか」

「あ、ご主人申し訳ございません

すぐに片付けます」

「ルイスよ」

「はい」

「疲れておるのか、少し休むか?」


まさかの、ご主人を心配させてしまった

そんなことはないしっかりしないと


「いえ、大丈夫です」

「そうかならいいのだが

何かあったらすぐに言うんだ」

「かしこまりました」


そして、またまたキッチンでは

「ミミ、ミアお嬢様!火が火が強すぎます」

「え!?そうなの」

「これでは、火事になりますよ

早く火が広がらないうちに」

「あそこが燃えてるのは平気かしら?」

「ああああ!?」

「マ、マリアが素早く動いているわ

これは、あの燃えてる炎のように

私の心も萌えているわ!」

「……」

「……」

「この寒さで火が消えればいいのですが」

「それは、無理ね」

「火は、中火で大丈夫です

強すぎると色々と大変なことになってしまうので」

「そうなのね、料理は難しいわ」

「慣れないと難しいですよね

でも、その分楽しいですよ」

「そうね、こんなに楽しい料理は初めてよ」

「なら良かったです」


その頃、他の場所では

「ああああ!」


「うお!な、なんだ」

「叫び声が」

「この声は、マリア様だね」

「アラン」

「そうだな」

「アレンも、マリア様って叫ぶんだ」

「結構レアだぞなぁアラン」

「そうそう」

「へぇ」


「では、ミアお嬢様完成したので盛り付けてください」

「うん!」

「いい感じになりましたね

美味しそうです」

「早くルイスに食べてもらいたいわ」

「では、持っていきましょう 」


「これを、お嬢様がお作りに?」

「そうよ!食べてみて」

「すごく美味しそうです

では、いただきます」

「どう?」

「美味しいです!」

「ほんと!良かったわ」

「良かったですね」

「これからも、沢山料理したいわ」

「……では、私もご一緒してもいいですか?」

「えぇ、もちろんよ!」

おまけ

【ルイスの感想パート2】

「今は、お嬢様はいないと」

「凄かったよ」

「マリアの叫び声聞こえた」

「やだ、恥ずかしい」

「それにしても、よく美味しくできたな

まぁ、野菜は大きさバラバラだったけど」

「ミアお嬢様が頑張ってたからね」

「少しは、成長出来たみたいだな

ありがとうマリア」

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