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なりんの援護くん  作者: なりた
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第4話 澤菜家の新体制

援護くんこと圭吾の歓迎会たる澤菜家の食事会は続く

長女・(のん)の独断場も尚続く⁉︎


  第4話 澤菜家の新体制


 宴もたけなわ、父の盃も進み料理の皿も

あらかた空いたところで、のんがふと

援護くんこと圭吾に話しかけた。

「圭吾くん、色々大変だったんだってね。」

 卓越しに尋ねる。6歳と12歳以来の再会の夜だ。

「はい。大変でした。」

 率直に応える圭吾。

「本当に、また逢えるなんて。もう正直考えてなかったよ。だってさ、2年生になったら

圭吾君は中学生だから、一緒に送ってもらえるのはそれまでって、それは元からそういう約束だったじゃん。私は最初、

それで頑張って圭吾君無しで登下校してたんだよ、ひとりでも頑張るっていう約束だったから。」

 なりんもここは耳を傾ける。

ひとりで、というのは援護くん無しでという意味だろう。そうなる前に、ふたりは

集団登下校を確立し普及させていた。

「でもそれで1年間頑張ったら、どうしても会いたくなって、圭吾くんに褒めてほしくって、

私3年生になったからもうひとりで会いに行ってもいいって自分で決めて、援護くんの住所に行ったんだよ、そしたら」

 そしたら?

「圭吾くんち空き地になってて。おうちごと居なくなってたんだよ。あたし最初わけわかんなくてさ。」

 ビールで潤んだ瞳で、穏が熱っぽく語る。

「圭吾くん引っ越しちゃった、それで学校の先生とかに何人も聞きまわって、でも皆

知らないって教えてくれなくてさ。圭吾くん本当に消えちゃって。あたし本当に寂しかった。」

 父も母も俯いて頷く。きっと幼い姉は、

大いに哀しみ嘆いたのであろう。この世にどうにもならない手に入らないものがあることを

思い知るには、もう少し成長してからだっていい。

「それでも圭吾くんを探すことなんて出来なかったから、あたしはそれから、圭吾くんのいない世界を生きていたんだ。」

 次女凜がものごころつくほど成長するまでには、姉穏はどこか褪めたような、子どもにしては昏い眼ではしゃいでみせるような、

一拍置いた明るさで生きる娘になっていた。 凜は自分が姉に興味がなかったのではと思っていたが、実のところ穏は妹にも心を開いてはおらず、

幼い凜もその空気を感じ取ってあまり姉には懐かず憧れも抱かなかったのだ。

 下の子の自分と同じように母と父に甘えたがり独占したがり、姉だからと妹に譲ってくれることもなく、さりとて

凜をまともに対峙していじめたりいばったりしてくることもない。

 意地悪はしないし拗ねたり駄々をこねたり引きこもったりも(そうしょっちゅうは)しないけど、

進んでなにかを買って出たり地道に点数稼ぎをしたりもしない

 穏は長女として洗練した個人を生き、

親の手を煩わせずしかし何も背負うことなく、短大に進学し就職し親離れして一人立ちを果たしていた。

 それでも親には娘として大なり小なり上手に甘えてみせていたので、父も母も穏の深いところの悲しみや寂しさには敢えて触れることなく

いつまでもわがままで甘えん坊な長女を

してみせる穏に、そっと調子を合わせてきたのである。

 その穏が。いざ圭吾が自分からこの澤菜家に戻ってきても、戸惑ってすぐ会いにこれずにいた穏が、

いまこうして遂に 今の彼女の人格を形成したといっても過言ではない圭吾に再会して。

 先ずは抱きついてみせる、という意表をついた牽制で場をかき回した後で。

ここで、ようやく本音を吐露してみせる時がきたのだ。 

「圭吾くんとまた会えることが分かって、

あたし一番最初に、ちょっと困った。

 いつかまた会えるかもしれないから、なるべく油断なくきちんと生きてきたつもりだったけど。ちょっと隙があったみたい。」

何かを伝えようとしている穏。

「さっきはね。雑に抱きついちゃったけど、あれは子どもののんのんの本音だから。でもあたしも大人になっちゃって、

圭吾君ももう大人だから。 子どもののんのんはさっきので最後にする。」

あれ、もしかして私、なにか酷いことをしちゃっていた!?

凜が不安になって、ふと母をみやると母も凜を見ていて、人差し指を立ててみせ

表情とともに、言外に「大丈夫よ」と伝えてきた。

(大丈夫よ。お母さんだって、止める側だったでしょう。あんたは間違ってないから。)

 凜も表情で、心からの安堵と感謝を伝える。

(ありがとう、お母さん。よかったあ。)

「圭吾くん、これからは、私もお祖父ちゃんの介護する。私に介護の仕方、教えてくれる?」

 ん?おお、そこなの?お姉ちゃん。

「お父さん、お母さん、あたし、またこの家で暮らしていい?介護も家事もきちんとやるから。」

 …ん~、ん?

「それは構わんし頼もしいが…通勤はいいのか?遠くないか?」

 父が尋ねると

「仕事はもう少し近いところで探す。でもせっかくだからちょっと資格を増やすところから始めたい。」

「辞めるってことか?今の職場を。」

「実はもう、いられなくなっちゃったの。」

 え?

「妊娠したの。」

 !?

「課長の奥さんが。だからもう、別れられないって。そしたら私、もう課長と同じ職場にも居づらくて。」

あの、なんのお話をなされておいでですか、穏お姉さん?

「そんな時に、圭吾くんがうちに現れたって、私これ、天罰だと思った。圭吾くんと立派な私とで再会して褒めてもらうはずだったのに、

あたしのこんないちばんだらしなくて、いちばんカッコつかない瞬間に圭吾くんが現れて。」

え、それを喋るの?黙って言わないでおけば!?

「だからあたし、圭吾くんを子どもの私に返して、ちゃんと大人に戻ることにしたの。

 ごめんね圭吾くん、こんな不愉快な話をして。

圭吾くんが護ってくれたのんのんが、

こんなダメな大人に育ってて、本当にごめんなさい。

がっかりさせちゃったね。でも私、

黙ってるわけにも、ごまかすわけにもいかなかったの。」

 援護くんは黙っている。悲しむでも微笑むでもなく、ただ真剣に、お姉ちゃんの独白?ぶっちゃけを、聴いている。

「圭吾くん、ごめんね。謝らせて。あたし今日、圭吾くんに謝りにきたの。

 あたしの我がままで、圭吾くんに私のみっともないとこ話して、圭吾くんに謝っちゃいたかったの。

ごめんね圭吾くん、怒るでも憎むでも悲しむでも、どうにでもして。でないとあたし、自分が許せない。」

ビール数杯にしては、酔いすぎではないのか?

さっきまでこんな酷い打ち明け話する素振りではなかったのに、ぶっちゃけちゃったらこんなにもか!?

姉は、こうして打ち明ける直前ぎりぎりまでは、このまま真相を飲み込んで帰る選択肢を

模索していたのではないだろうか。

父も母も黙ってふたりを見守っているし、なりんの凜にも出る幕ではなかった。

穏が黙ったまま俯いて震えていると、

援護くんが祖父に会釈して席を立ち、姉の傍にまわってきた。

 父が気をまわし、援護くんのもといた席に移ると援護くんは父にも会釈し、父のいた穏の隣の席に移って、横から穏に話しかけた。

「穏さん、直樹さんの介助の仕方は、僕が責任もって指導させて頂きます。」

援護くんは、援護くんだからそこからか。「僕も、本当はまだ人に教えられる立場ではありませんが。

 これからは一緒に、直樹さんと そして凜さんの力になってくれますか。」

 援護くん…。

「なりんちゃんね。分かった。」

 少し寂しそうに微笑んで、姉は顔を上げた。

「お父さん、お母さん、私もうプーなの。 そういうわけだから、これからよろしくお願い致します。」

姉は上げた顔を父の方と母のほうにそれぞれまた下げた。

「穏、父さんは明日にはまた赴任先へ戻るが、家のこと、あてにしてもいいんだな?」

「うん。」

「穏。新しい仕事はなるべく早くみつけなさいね。」

「うん。」

「今日はどうするの?泊っていくんでしょ?」「そうさせて。もういっぱい飲んじゃったし、実はくたくたなの。凄い疲れた。」

 そうだろうね。

「凜。」

「なに?お姉ちゃん。」

「これからは私がなるべく立ち合いにいるし

介護も身に着けるから、あんたは高校生活に集中しな。まだ5月だし、部活だってなんだって今から巻き返し効くから。」

「え?」

 凜の頭が急いで検証と暗算を始める。

待って、援護くんて、そもそもなりんの援護くんなんだよね!?

「お母さん、援護くんて、どうなるの!?」

「圭吾くんには、今まで通り来てもらうわ。介護体勢も今まで通り。そりゃ穏だっていてくれるなら心強いけど、

お義父さんとふたりきりで任せられるわけじゃないわ。

 凜、介助については今はまだあんたの方があてになるから、わるいけど部活についてはもうしばらくお預けにさせといて。」

「ううんもうぜんぜん。あたし援護くんといられる時間のほうがずうっと大事だから。」 

思わず赤面するような本音がするっと口をついて出たが、そんなの取り繕っていられるような余裕のある状況では決してない。

 とてもそんな事はしてられない。

「決まりね。穏、今日はもうお風呂入って寝てもいいけど、明日はちゃんと自分の部屋の整理して、それから出なさいよ。

すぐ引っ越しの荷物運び込めるようにして。」

「圭吾くん、これから穏もまたお世話になるわね。お願いしていいかしら。」

「もちろんです。どうぞこれからもよろしくお願い致します。」

「よし、圭吾くん。飲みなおそう。君も今夜は泊って行きなさい。そんで今から呑もう。」

「いえ、お酒は頂けません。もうそろそろおいとましますね。」

「堅いなぁ、だから君は信頼できるんだが。」

「援護くん。」

 なりんが不安そうに声をかける。

「はい、なりんちゃん。」

「これからも、よろしくね。お願い。」

「はい。よろしくお願いします。」

 笑顔で応える援護くん。

 さっきまでなりんの隣にいた援護くんだが、今は穏の隣でなりんの正対だ。

穏は援護くんの隣で、俯いて静かに微笑んでいる。

伏せた眼は名の通り穏やかに、今は澄みきっていた。

隣り合っていたって。なりんの援護くんとかつて敬語くんののんのんだった、今は大人の澤菜穏さんだ。

あたしは今宵、誰も失わずに済んだんだよね。

なりんはいま懸念のひと山を越えて、 介助の後輩・穏お姉ちゃんの指導育成と

就活を見守りつつの姉妹共生という新たな山道へと踏み入れた現状をしっかりと把握していた。


 祖父を部屋まで介助して連れて行き、主賓の援護くんは澤菜家から帰って行った。

 深酒が過ぎぬように父を先に風呂に入れてしまい、母紀子は娘ふたりとともに大筋で

後片付けを済ませた。

「細かいことは明日でいいわね。お父さんが出たらあんた達もさっさとお風呂入っちゃってね。」

「あたしは最後でいいわよ。」

「あんただってもう潰れちゃいそうでしょ。お風呂入らないで寝入ったら今からだってつまみ出すからね。」

 そんな流れで父の後は穏、凜、母の順となった。自分の番がきて、凜も今日はシャワーで済ますことにした。

 父は湯舟を汚さず入れるひとだし姉もシャワーだったようだが、なんとなく浴室がお酒くさい。ような気もする。こうなると、

むしろ普段から家族みんなで暮らしている家はお風呂どうしてるのかな?なんて思ったりもする。

 援護くんは専用浴槽と共に専門チームの一員として何軒ものお宅を行き来して

一日に何人ものお年寄りの入浴を介助しているんだよな。

 お婆ちゃんのお風呂も介助しているのかな?

 あまり立ち入ったことを聞くのも気が引ける感じがして、これも本やサイトで調べてみようかな。とも考える。

援護くんでなくても他の介護士さんやケアマネージャーさんに聞いてみるのも手だな。

それはそれとして、先ず援護くんの本を読み終えなくちゃ。明日一日がもうリミットだ。

 …やっぱお湯浸かろうかな。なんかリラックスしたい。出るときもう一回シャワーで流せばいいじゃない。

お父さんもあれだけ呑んでてお湯汚さないんだから、

基本気ぃ使いなひとなんだよな。いっぱい遺伝してるといいんだけどな、そういうとこ。 

結局なりんは湯舟にも浸かり、大いに手足を伸ばした。僅かな酒気の気配にちょっと酔いそうな気もしたが、それもまあ気にしない。

 気ぃ使いと気にしないのと、両方バランスよくいきたいよね。

 あたしはどっち寄りかなあ。援護くんに失礼なく過ごせてるのかな。見落としないかな。

 姉・穏を観たことでなりんは客観視を始めていた。自分と援護くんとの関係は今や絶対的なふたりの世界ではなく、

穏や裕人やあるいはこりんや両親たちとも並び立つ相対的なものだ。そしてなりんはその中で、自分は援護くんをいちばん支援するものになる道を

望み始めている。ただ支援される側でなく、自分も援護くんを支えたい。援護くんには今一人前の介護士となる目標があり、そのために

条件を満たして受験をし資格を得る、という手段と手順を丁寧にこなす日々を生きている。

 澤菜家での介護は、ゆくゆくより多くのヤングケアラーたちを支援したいという更なる目標のために、

その研究と経験として、今ヤングケアラーであるなりんを支援しているというわけだ。

なりんは当初、援護くんの支援を受けた自分がのびのびと青春を謳歌することが援護くんの希望に沿うことだと考えていて、

それは確かに十全に正解なのだが、今ではそれを越えて自らが援護くんの助力にもなりたいと願っている。

 援護くんを支援するとして、援護くんの支えるべき弱み、ウイークポイントはあるか。

それは自分が助力に成れるものでなくてはならないが。

 実はきっと大いにある。彼は中学からの通学体験と就学とががほぼ無いので、真っ先に思いつく弱みは学力だ。

元々の自力は決して低くはないように見えるが、彼は現状座学も介護士になるための必要知識に集中しているので、

全ての教育学問を取り返せてるわけではない。

あたしが援護くんの力になるとしたら、そこではないか?凜はなりんとして援護くんへの助力の照準を先ずそこに定めようとしていた。

ふう、やっぱりお風呂はいいなあ。

 リラックスして、思考にも柔軟な拡がりが出る。

でもあたしだって決してお勉強が人並み以上なわけでもない。ならば努力あるのみだ!

おさらいもして予習もして基礎から確かな学力を身に着けつつだな、…あぁ!そうだ

あたしは先ず援護くんが読みこなした本を

読み終えるのだ、裕人くんをあざむいて待たせてもいるのだから!

 よし、そろそろ出てシャワーで流して。

今夜から始めるわよ、援護くん支援計画!

みてなさいお姉ちゃん、貴女は援護くんに請われて一緒にお爺ちゃんと私の支援を始めるのだそうだけど。

お爺ちゃんへの介助は私が先輩だし、私への支援なんて貴女への温情で帳消しにしてあげる。

そして現役高校生のリアタイ学問で、援護くんを支援してキミを出し抜く。

 湯舟から立ちあがり、両拳を握り勇ましくファイティングポーズを決めるなりん。その意気やよし!

湯冷めしないようにね。


「空いたよー。」

「凜、お姉ちゃんの布団あんたの部屋に敷かせてもらったから。」

「うえ!?」

 風呂から出たなりんに母の宣告が。

「穏のベッドはなんだかいっぱい物積んであるしお母さん達の寝室は今夜はお父さんがいるし

私は今夜もお祖父ちゃんの部屋で寝るけど

でもお父さんはいっぱい呑んじゃってるから代わってもらえないでしょ?

 居間はまだ片付かないし。 そういうわけで、今夜一晩だけよろしくね。」

「まじですか。」

 実は澤菜家にはもう一間の客間もあるが、そこは綺麗に維持したままのとっておきだ。

「大丈夫よ、きっともう眠っちゃってるから。」

なるほど。そうかも。

「あんたも今夜は夜更かししないで寝っちゃいなさい。それで明日ふたりとも早起きしなさいね。」

「お姉ちゃん起きるかなぁ。」

「叩き出しなさい、あんたの部屋なんだから。」

「そこまでワンセットってわけか。」

「話が早いわね。そういうとこ好きよ。」

「つけ込み過ぎ。いいけど。」

「それじゃおやすみなさいね。お母さんお風呂入るけど、出るまでに部屋入って寝てなさいよ。」

「はーいおやすみー。」

 凜が部屋に入ってみると、確かに姉はもう眠っていた。なんとなく確かめてみる。

「お姉さぁん、寝てますかぁ?」

 囁くように問いかけると、

「…寝てるよぉ。」

と返ってくる。だが。これは本当に寝入っていた。

 つまり、ガチの寝言だ。

寝言に返してはいけないというのは聞いたことがあるが、返事の寝言を求めるのは許される行為だろうか。

たぶん、よくはないことだろう。済まぬ姉上、余計なことを致した。

 凜は自分のベッドに潜り込むと、今夜は自分も素直に眠ることにした。本は明朝姉を叩き出して、でも一緒に朝食を済ませてから

1日かけてゆっくり読むこととしよう。大丈夫、もうそれで間に合うくらいまで読み進めてある。

 ところで眠る前に。

ここでベタな寝言のひとつくらい欲しいなぁ。

ねえ?姉上。聞き耳立てていい?いいよね、部屋主へやぬし特権よ?さてさて、

課長?敬語くん?どっちを呼ぶ?

 果たして、のんの口元が何かを呟きそうに動いた。息をのんで聴覚を研ぎ澄ます。

「りゅうくん…。」

 …。誰だよ。

リアルにがっくりうなだれておでこに手をやり、なりんはやれやれと顔を振った。

人間、いいオチにやられるとベタなリアクションが出るものなんだなぁ。

スタンドの灯りを消して、なりんはすとんと眠りに落ちた。あたしは不用意な寝言なんてもらしませんように。出るもんか、

あたしには無粋な秘密なんてない。

 ちなみに、りゅうくんとは課長その人だが、凜がその事実に気付く機会は来ないし、別にそれで構わない。

そこは、どうだっていいことなのだ。

 澤菜家の食事会当日・土曜日の夜はこうして暮れた。

次回 第5話 駅前父娘会談

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