論理的思考法を鍛えよう!! 「まず何をしようか」
LT法の手法について説明していきます。手法の名前は飾りなので、内容だけを覚えてください。感覚で覚えてください。わからないことがあれば、教えて下さい。
えー、本題ですね。まず何をすれば良いのだろうか。とりあえず、道筋を立てれるようになれば良いのです。それが難しいので、様々な考え方をしてLT法になります。それではその考え方と詳細などを説明していきましょうか。
――inductivemethod――
帰納法ですね。なんかいちいちルビふってるの中二病だって? ちげえし!(過剰反応)。
まず、帰納法とはなんでしょうか? それは、様々な物事に共通点を見つけて、法則などを作るということです。これだけじゃあまりわからないかもしれませんので、例を出してみましょう。
【類推】
似ている事例から予測する方法
B「パソコン室のパソコンでゲームができる」
C「ゲームにハマると勉強が捗らない」
故に、パソコン室では勉強が捗らないと考えられる
【枚挙法】
すべての事例から法則化する方法
A「A病院にはいい先生ばかりだ」
B「いい先生がいるのはA病院だ」
C「A病院にもいい先生がいる」
よって、A病院にはいい先生がたくさんいると考えられる。
このような感じです。日常的にも使ったことがあるのではないのでしょうか。例えば「明日やろうと思ってもやらなくて、後でやろうと思ってもやらなかったから、今やろう」とか。まあ私の場合は「今やろう」と思ってもやりませんが。とりあえず、帰納法というのは「共通点から予測する」ということです。まあ、死亡フラグとかも同じなのではないでしょうか? 「あ、仲間もいないし、余裕こいてるしこいつ死ぬな」って思ったことはないでしょうか? それと同じようなものだと考えてもいいと思います。しかし、あくまでも「予測」なので「論理的には正しくないかもしれない」ということです。
――inductive method――
演繹法は日常的に使ってる方が多いと思います。この方法の法則というか決まりっていうのが「前提が正しいのであれば、結果も正しい」というものです。例文を出していきましょうか。
【三段論法】
運動すると疲れる→ランニングは運動→ランニングは疲れる
【モードゥス・トレンス】
水が入ってる水筒は使い物になる→でもこの水筒には水がない→使い物にならない
【モードゥス・ポネンス】
水が入ってる水筒は使いもになる→この水筒に水が入っている→使いものになる
分かりましたか? それほど難しくないですよね。なんならいつも使ってるのではないのでしょうか。演繹法のデメリットとしては、ルールなどから結果を導くので、自由であったり様々な予想をすることができなく、アイデアなどを出すのであれば帰納法がおすすめになります。ちなみに、帰納法と演繹法をあわせた仮説演繹法というのがあります。
【仮説演繹法】
勉強が捗らない原因は「ゲームに夢中になっている」「勉強方法がわからない」「まだ必要ないと思っている」が挙げられる。この事実から、やる気がないと考えた(帰納)。やる気というのはやっている間に出るかもしれない(演繹)。やってみた結果、五時間勉強が捗った。
帰納法の「論理的には正しくないかもしれない」と演繹法の「新しい発想ができない」というデメリットを打ち消すことができます。しかし、帰納法を使ってる時点で「必ず正しい」とはなりませんが「新しい発想ができる」ところは良いところです。
――弁証法――
この方法は、肯定していることに否定を加えて解決策を導き出す考え方なのですが、簡単な例としては
コーラを飲みたい(肯定)+糖質が気になる(否定)=糖質ゼロのコーラを飲む(結果)
という感じですね。ここまで日常で使っている物が多いですね。こういう方法をどんなことに対しても使うといいでしょう。ここで大切なのは、覚えて満足ではなく「行動して持続」です。そして、覚えるのは「名前」ではなく「内容」です。それでは次に概念的存在について説明していきたいと思います。




