第1話―博麗神社
僕は向こうの世界をさり幻想郷に帰ってきた。いや正確に言うと幻想入りした。まず行くとすれば博麗神社だろう。
しばらく歩き.......気づくと辺り一面目に覆われていた。は.......?
『あらあら、随分驚いているのね.......元博麗の巫女さん?』
「誰だ?」
『あら?転生の影響で1部記憶の欠落があるのね。じゃあ改めまして私の名前は八雲紫。幻想郷の管理者をしているわ。』
「よろしく、僕は姫乃アリス。貴女が言った通り前世は博麗の巫女だったよ。何代目かは忘れたけど。」
『じゃあ博麗神社までスキマで送るわね?』
八雲紫の能力はスキマを操る程度の能力
「頼んだ」
一瞬で博麗神社まで来ていた。
▷▶▷
神社の方から爆音が聞こえた。2人の少女の声が。僕は急いで階段を駆け上がる。
ースペルカード 恋符マスタースパーク―
―甘いわね! スペルカード 絶対障壁ー
すると僕の方にマスパが流れてきた。
『ア、危ない!』
「スペルカード 夢符 夢想封印!」
止めきれず弾幕はこちらに向かってくる。
「だったら! 恋符! マスタースパーク」
同じ技で相殺した。すると2人は驚いた顔をして、僕の方に近寄ってきた。
『貴方、ごめんなさい。無事だった?』
「あ、大丈夫です。僕は姫乃アリス。今日幻想入りしてきました。」
『あら、外来人だったのね?私の名前は博麗霊夢、今の巫女をしているわ。そしてこっちの黄色いのが霧雨魔理沙。まぁ小さい時からの腐れ縁よ。』
『ちょっ、霊夢その言い方はないだろ?それより気になることがあるんだが.......』
そう言うと魔理沙の顔つきが厳しくなる。
『なぜ私のマスパや霊夢の夢想封印が使えるんだ?』
確信につく質問をされる。
「そ、それは.......」
『これは私が説明するわ。』
『ゆ、紫!』
『この子は元博麗の巫女だったのよ?しかも5代目の。いわゆる転生ってやつね。』
『それは本当なの紫』
『えぇ、この子の魂が美鈴の魂と一緒だったのよ?そして能力は創造する程度の能力』
『ち、チートじゃない。』
そう霊夢が叫ぶ。