表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

君に創る

作者: ジャス

かなり、感覚的に書いた話です。

さあ、つまり問題は僕がここにそれを創るということだ。うん。ここは狭いが複雑怪奇。ここには申し分なく環境がある。いや目盛りと言うべきかどうか。けれどここにいきなり移すのはこわいなあ。練習が必要だ。ではまず電源をいれて打ち込むとしよう。

まず足場がいると思う。砂は靴に入ると不快だ。土の臭いも好きでない。だから雲がいい。僕はこれを踏んでたつわけだ。

次には正に僕が要るわけだ。っでも本当にそれは僕かな。僕が僕を創れるものか。でも、仮説正しいと思うんだ。つまり僕は僕を創り僕を断てば僕が残ると言いたいわけだ。うん。間違ってない。ないはずだぞー。

よし、ここまでは悪くない。あとの課題はつまり君と言うことになる。ここからが闇。僕は僕を思う上では有限だが、君を考えるとどうだ。これこそ無限だ。仮に君が美少女なら僕はロリコンと蔑まれるが、君が幼いかどうかを僕に知るすべもない。乳児なら最悪だ。それこそ秒速で上書きされることになる。情報に痛覚は適用されるだろうか。実に恐ろしい話だと思う。

あるいは君が同性であれば、僕はホモと呼ばれるのだろうが、この場合はどうすべきだろう。 それもひとつと思いながらも、その僕が君を認めるともわからない。つまり、僕は我が儘にも異性が良いと思うわけか。どうだろう。僕の君とはなんだろう。僕は君が必要なのか。実際は彼でも彼女でもいいわけだろう。ただ、この部屋での日々に限界を知った為の行動と言える。

くふ。今更遅いか。タイマーは30分前に動いてる。僕は君に創るしかない。この数ミリのワイヤーは、きっと僕の首は綺麗に飛び散る。その加速力を利用することだけを考えよう。


さあ、来るか。

どうだ。来ないのか

え?来ないんですか。

それは困っ



ふう

良かった。

成功した。

君がここを読んでくれないと危ないとこだったよ。タイミングがシビアだったのでね。うん。

もう大丈夫。ありがとう。


おやすみなさい 。


目をつむって。













そこに映るのが僕だよ。

ずっとね。

ありがとう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ