第三話 星への誓い
読んでくださっている方、誠にありがとうございます。
それでは開演です。気楽に読んでください。(o*。_。)oペコッ
みなさんこんにちは。はあ~~
俺の名前は神野 秀。はあ~~
只今絶賛うつ状態であります。
それというのも、いとこである美紀姉ちゃんがここに居座るというのだ。
お前も黒巫女としての仕事があるだろ、こっちくんなよって感じです。
別に人間的に嫌いとかじゃありません。
酒飲んで暴れたり、人使いが荒いのが嫌いなのです。
落ち込んでる暇はないか、自分にできることを最低限やっとくか。
さて、いったい何ができるんだろ・・・
ああダメだ。またうつになってしまいそうだ。
がらがら
「ただいま。」
おっ、小夜のやつ帰ってきたか。
「おかえり」
「はっ、ただいま神野 小夜大尉帰宅いたしました。秀大佐殿。」
「今度はどんなアニメの影響を受けたんだか、はあ~」
「大佐殿いかがなされましたか、ご気分がすぐれないようですが。」
「ああなんでもない、気にするな。」
「そうでありますか。でも来週には美紀お姉ちゃんが来られるんですよね。
楽しみだな~~どんな指導してくれるんだろ。らんららんらら~ん。」
けっ、何が楽しみだ。この能天気のアホが、胸糞悪い。
ん、待てよこのアホ使えるんじゃないか。よし、これだ!これでいこう。
「おい小夜、大事な話があるこっちにこい。」
「なんでありますか大佐殿。」
「美紀姉ちゃんが今度くるだろ、絶対に酒は飲ますなよ。」
「えっ、なぜでありますか。」
「お前すごいな。なかなかキャラが崩れないな。」
「そうでありますか。お褒めにあずかり光栄です。」
「ごほん、そんなことはどうでもいい。いいか、誰にも言うんじゃないぞ、
実は美紀姉ちゃんアル中の一歩手前まで来てるらしい。」
「アル中というとアルコール依存症のことですか?」
「そうだ、だから美紀姉ちゃんが酒を飲もうとしたら、お前が止めるんだ。わかったな。」
「うん、でも信じられない。美紀おねえちゃんがアルコール依存症だなんて。」
「おい待て、依存症の一歩手前だ勘違いすんな。」
「えっ、どういうことですか?」
「一歩手前というのはな、今やめればなんてことはない、今まで通りということだ。」
「そうなんですか~よかった。」
「美紀姉ちゃんのためだ、頼んだぞ。」
「いえっさー」
よしこれで酒乱からは解放されたも同然だな。
美紀ねえちゃん小夜のアホには弱いからな。
これからもなにかあったら『小夜のアホ作戦』でいくか。
う~~ん今日はよく眠れそうだ。
「そっか~美紀おねえちゃんがアルコール依存症の一歩手前かあ~。
せめてあたしは美紀おねえちゃんの分まで、黒巫女のお仕事は頑張ろう。」
と、星に誓う小夜であった。なんちって。(*´∀`*)
ヨシさんコメありがとう。こんなに早くコメ下さる方がいるなんて、感激であります(`・ω・´)ゞ