昏睡から覚めたボクとそれに気づいた兄と偽りと
いつも通りの駄文です(๑>•̀๑)
少し長くしてみました。
俺は今ものすごい驚いてる、何にかと言うと、1つ目『やっと起きてくれたこと』これはまぁ、そろそろ起きるだろうと思っていたから別に問題はない、2つ目『なぜ縁側で寝てる?』これはホントに不思議で仕方ない、いや寝るなら寝室行けよ と思うんだがな、、
「おい、瑞希起きろ」
………
一向に起きる気配がないな、顔見る限り普通に熟睡中なんだろうけどな
「オイ、こら起きろ」
ついでにゆさゆさ揺さぶってみる。
お、やっと起きたな、ん?なんだ、急にびっくりしてオマエ誰だみたいな視線向けて、まぁいい、起きてくれたことは素直に嬉しいけど、とりあえず縁側で寝るのは危ないことを注意しないとな
「とりあえず起きてくれてよかった、頭強打してから1週間寝てたから心配したわ、あぁ、あと起きてから辛いだろうが縁側で寝るなって何回も注意しただろ、最近魔物が増えてるんだ、寝るなら大人しく寝室で寝てくれ、危なっかしくて仕方ない」
……
どうしたんだ、瑞希の奴、ずっとボーッとして、、、まさか頭を強打して記憶喪失とかないだろうな?いやいや有りうるかもしれん、なんだってさっき瑞希に『誰だオマエ』って顔されたしな…
やべぇ、そう考えるだけで超辛い…
と、感傷にふけてたら瑞希が何か言いたそうにしてるな
「どうした?」
ここで話を進めずにこう言ったのは正解だったんだろう、俺が瑞希からそれを聞いて倒れそうになったのは無理も無かった
「ここはどこで、ボクは誰なんですか?そして貴方は誰ですか?多分その頭強打?してから今まで生きてきた記憶があやふやで分からないんです…」
俺は倒れそうになった身体を無理やり起こし呆然としてしまった。
そして視点は縁側で絶賛爆睡中の瑞希に変更
「…い、……ろ」
んー、今眠たいんだよ、後にしてくれ…
ゆさゆさゆさゆさゆさゆさ
あー!もう鬱陶しい!誰なんだよ、ボクの身体揺すってくる奴は!
と、ボクの身体をゆさゆさと誰かが揺すってきたので眠くて重い身体を無理やり起こした。
「とりあえず起きてくれてよかった、頭強打してから1週間寝てたから心配したわ、あぁ、あと起きてから辛いだろうが縁側で寝るなって何回も注意しただろ、最近魔物が増えてるんだ、寝るなら大人しく寝室で寝てくれ、危なっかしくて仕方ない」
揺すった人がそう言い放った、もちろんボクには容姿が髪の毛は銀髪、目は赤で、中肉中背で、身長は有に180あるこんなイケメンの知り合いなど居ない。誰だコイツ としか思えない。
そんなこと考えているのを察したのか、ソイツはどうした?と聞いてきた。これほど心配しているということは知り合いに間違いないのだろう、いや知らないけどね。でもだからと言って『オマエ誰だ?』と言えば不機嫌になるのには相違ない。だけどだからと言って「違う世界から転生してきたんで、ボクは自分で誰かわからないですキャピ」と言えば病院送りされるに決まってる。
ん?そういや頭強打したとか言ってたな、
Σ(´□`;)ハッ!!
これは頭強打して記憶喪失偽ればいいんじゃね?よし!そうしよう!
ボクあったまいい〜♪
コイツ?(知り合いかも)には悪いけど、病院送りにはされたくない。なのでここで言うセリフは…
「ここはどこで、ボクは誰なんですか?そして貴方は誰ですか?多分その頭強打?してから今まで生きていた記憶があやふやで分からないんです…」
もちろんこんなセリフを親友などに言われたらボクでも卒倒してそうになる。目の前の奴もそうなりかけたけど。
知り合いから前まで生きてきた記憶がないと言われるとなかなかきついものがあるしね。
さて、こんな奴は放っておいて、ボクはこれから日常生活を送れるのだろうか…