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5:防御魔術チュートリアル

 チュートリアル報酬をしまい、私はカウンターに戻ろうとするお兄さんに声をかける。


「すみません。防御魔術のチュートリアルをお願いします」


彼は立ち止まり、戻ってきた。


「わかりました。防御魔術ですね。こちらをどうぞ」

盾と杖を差し出される。


「この杖は防御魔術空系呪文『ベール』が組み込まれています。それでは召喚しますよ。『サモン・ザ・ウッドパペット』」


杖の先から光が飛び出し、地面に着くと1mほどの木の人形が現れる。


「ウッドパペットが殴りかかるので、盾と呪文を使って防御してください」

「はい!」


左腕に盾を装着し、杖を構える。


「防御魔術には対象を指定します。杖を相手に向けると敵にかかるので、盾と自分に向けて呪文を唱えてくださいね」


「はい。『ベール』。『ベール』」

杖を盾と自分に向けて呪文を唱えた。


「いきますよ。ウッドパペット、やりなさい」


ウッドパペットは走ってきて目の前で止まり、拳を突きだす。

拳に盾を当てるようにして私は防いだものの、振動でビリビリする。


ああ、やっぱりSTRが……


「盾は相手の力を流すように、ずらして使うんですよ」


どうやら使い方を間違えていたようだ。

二撃目はちゃんと受け流せたよ!


《防御魔術チュートリアルが終了しました。

 係員に杖を返してください》

《防御魔術スキルレベル0を獲得しました》

《防御魔術空系呪文『ベール』を習得しました》

《小盾スキルレベル0を獲得しました》


「はい。それでは防御魔術チュートリアルを終了します。こちらが報酬です。杖は武器屋より杖職人の店でオーダーメイドしたほうが効果的ですよ」

「ありがとうございます」


ーーー獲得スキルーーー

防御魔術レベル0

空系『ベール』対象に薄い膜が張られる。


小盾レベル0

小さな盾を使いこなす。

STR+1


ーーー獲得報酬ーーー

100(コイン)

草原ウサギのしっぽ

ウサギの白いしっぽ。杖の素材。


しっぽをどう使うんだ?

しかも、小盾スキルまで獲得してしまった。

報酬が!

先に、盾スキルをチュートリアルしておくべきだった!


「あの、杖作りって」

「杖作りには錬金術が必要です。更に、呪文を組み込むには付与魔術が必要ですよ」

「はい……ありがとうございます」

質問する前に答えてきた。やっぱNPCってすごい!


 しかし、錬金術と付与魔術か。

どちらを習う方がいいのかな?

時刻を見ると15:40。あと2時間から3時間か。


「あと2時間ほどで終わるチュートリアルはありませんか?」

分からないなら聞けばいい。


「両方やって、万能魔術をしても余りますね」

「どちらが簡単ですか?」

「もちろん付与魔術です。錬金術だと同じアイテムを使っても順番によってできるものが変わります」


「へえぇ」

口角が、上がる。

笑みが浮かんで仕方ない。

それは、なんともそそられますね!


「では、万能魔術とは?」

「飲み水や火種を作ります。自分のスキルによって覚える呪文が増えるので、個人差が大きくなりますね。先程召喚したストロードールは召喚魔術を覚えることで召喚できるようになります」


「スキル……ですか。魔術以外の、投擲スキルとか気功スキルの場合、どうなりますか?」


お兄さんは困った風に顔を曇らせる。

「魔法使いの私に訊かれても困ります」

ああ、うん。確かに魔法使いが気功に投擲スキルを使うなんて思わないものね。


仙人は使うわけだが。

そもそも西洋風ファンタジーで何故出た仙人。

いやいや、それは、置いといて!


「何にしますか?」

「付与魔術をお願いします!」

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