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夢を見た。  作者: 雪月
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蟷螂の夢







夢を見た。


緑色のカマキリが鎌谷霧之進という名前の流れの剣士でも、人間『同様』に空を飛んでいても、誰も不思議に思わない世界だった。


人も空を飛んでいるだけあって、東京のように高層ビルが乱立していた。


なのに、一番下は江戸の下町のようにごちゃごちゃがやがやしていた。


さて、このカマキリの旦那、冷静沈着そうにみえて情に厚く突っ走りやすかった。


また、このシマを預かる姉弟の弟が更に直情的、猪突猛進で馬鹿だった。


騒ぎが起きないはずがない。


勘違いやらなんやらで大騒ぎ。


喧嘩はお江戸の華、これを楽しまないでどうすると、一本坂の道に屋台まで出てのお祭り騒ぎ。・・・・置屋の女や八丁堀も出てきて、いつの間にやらすっかり時代劇。


誰もかれもが真っ直ぐ裏なく、久しぶりにすかっと晴れた気分になる、そんな夢だった。








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