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夢を見た。  作者: 雪月
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何でも屋の夢




 夢を見た。




 古びたレンガの町で、何でも屋をやっている3人の男たちがいた。


 男たちは小さな雑用でもなんでもやるよと陽気に笑う。


 頑固おやじに叱られながら落ち葉を掃き、腰を曲がったばあ様の買いものに付き合って荷物持ち。困った奥さんのためにひと走り旦那さんの忘れ物を届る。


 皆が男たちを頼りにし、男たちも気楽に声をかけていた。


 町に住む人々は人情味にあふれ、しかしそれでもそこはそれ人の営み、悪人はいた。


 何でも屋の男たちは夜の闇の中、涙を流す女の願いを受けて悪人たちを狩る。


 ああ、つまり必殺仕事人系。と思ったら、まるで次回予告の決め台詞のようにナレーションが入る。




「あなたの望みはすべてかなう。――対価さえ払えば」




 それは悪魔のささやき以外の何物でもなかった。


 実はホラーの夢だったらしい。






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