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夢を見た。  作者: 雪月
20/31

歌が聞こえる







夢を見たのだ。


ある町があった。


そして刑事がいた。


まずひとつ目の事件があり、年寄りの冷や水的な騒動で、その時囃し立てるような歌を誰かが大きな声で歌った。


ふたつ目の事件が起きた。


悪そうでいて根が善人な青年が倒れたが、周りの人はそんなに健康そうじゃないかと言った。


刑事は彼を背負って町の中を走った。


それを見ていた町の人の耳に蘇る歌があった。


ひとつ目の事件の時の歌だ。


誰かがそれを優しい調子で歌い始めた。


世界は繋がっていて孤独ではなく、そこにいる人の名を問う歌詞だった。


まるで頑張れと言っているようにも聞こえる歌だった。


そんな、黄昏色が似合う夢だった。







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