表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧安良木村「音録石」解析記録:ランクEダンジョンにおける冒険者失踪事件  作者: 雨宮 徹


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

71/95

第70話 【日誌】■■の記録2

 事態は深刻だ。アイゼンの死によって、ミレットの精神は限界を迎えつつある。いや、すでに限界を超えているに違いない。早く合流したいが、衛兵の監視が厳しくなり、身動きがとれない。おそらく、「収穫祭」の前に、自分とルキアを消すつもりだろう。ミレットが生き残れば、まだ打倒ギルベルトのチャンスはある。いつまでも様子をうかがうわけにはいかない。31日――「収穫祭」までに、けりをつける。



【研究員のメモ】

プレハブの肉の壁から、謎の声が漏れ聞こえる。

「31日までに、けりをつける」

そうだ、私も31日にけりをつける。この肉体から離れて。



【研究員のメモ:追記】

学生が私の手を取り、冷たい青い粘液を塗りつけながら言った。

「先生、31日までは死なせないでくださいね。新鮮な『文責』として、ギルベルト様に献上するんですから」私は、仮面の人物が「けりをつける」瞬間を見届けるまで、この肉の檻の中で生かされ続けるのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ