表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧安良木村「音録石」解析記録:ランクEダンジョンにおける冒険者失踪事件  作者: 雨宮 徹


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

65/95

第64話 【個人手記】調査員ミレットの記録18

 1日とはいえ休みをもらえたから気分転換できて良かったわ! 明日には復帰できそう。長には感謝しなくちゃ。結局、何も買わなかったけど、楽しかったからよし! と、いきたいけれど。さっき、畑の近くを通った時に、ビューって風が吹いて案山子が揺れた。よく見ると、アイゼンの服に似てた。でも、あいつは農家じゃないし……。赤に黒の縞模様なんて服、よくあるし勘違いかな。明日に備えて、寝よう。



※追記:寝付けない。夢にアイゼンが出てきそうで。それも、ドクロ姿で。そんなわけないのに……。



【研究員のメモ】

窓際に吊るされていたのは、昨日まで一緒に調査していた「学生」のジャケットだった。中身はない。ただ、ストーブの熱で、ジャケットが生きているように膨らんでいる。



【研究員のメモ:追記】

私も寝付けない。夢の中で、私が「案山子」として長野の廃村に立っているのを見た。私の口からは、言葉ではなく、青い花が咲き乱れていた。

ミレットは笑いながら私の横を通り過ぎていく。私たちはもう、目覚めることのない「安らぎ」の中にいる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ