表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧安良木村「音録石」解析記録:ランクEダンジョンにおける冒険者失踪事件  作者: 雨宮 徹


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/95

第3話 【個人手記】調査員ミレットの記録1

 昨日はダンジョンに潜り、遺品を収集した。音録石の内容から推察するに、スライムに捕食されたと考えるのが妥当だと思う。ただ、一点気になるのが、私が現場に着く前に既に「安らぎの村」の村人たちが集まっていたこと。村長は「いつもギルドには世話になっている。これは村の伝統だから、掃除は自分たちでやるよ」と笑っていた。



 そして、気になるのが村長がはめていた指輪。ギルドの記録によると、サファイアの指輪はルナさんのものだ。それを、村長が持っていた。これは、何かがおかしい。でも、村長さんは、温かいスープを出してくれた。そんないい人がまさか……。



 明日以降も犠牲者は出るだろう。「安らぎの洞窟」での一連の失踪には何か裏があるはず。遺品の回収と同時に、真実を暴く手がかりを探さなくてはならない。問題は、「拠点村」のルールで、「安らぎの村」との接触に制限があること。つまり、あそこに近づくには、次の犠牲者が出なくてはならない。この矛盾をいかに解消するか。これも、今後の課題だろう。



※追記:今朝から、胃の奥に得体の知れない違和感がある。あのスープ、少し……泥のような匂いがした気がする。



【研究員のメモ】

学生が急に怯えだした。「私、昨日の夜、スープ飲んじゃった……」と。まさか、この話を真に受けているのか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ