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大切な存在

キララちゃんとクロウ君を見送った後……。


「あぁ~!! 愛しい僕のマリア~!!」

「ふっ…無事だったみたいだな」

「お兄様……!!」


双子の兄達が 結婚式場へ入って来た!!

カイトお兄様に 抱き付かれそうになったけど、私はサッと避けた。


そう、私が向かった先は―――。


「うッ……。あれ?私……?」


いつの間に気を失っていたのでしょうか?


「ハッ…!! マリア様は…!?」

「アリス……!!」

「マリア様……!!」


私は、アリスをぎゅーっ!!と強く抱き締めた!!


「アリス…心配掛けて本当にごめんなさい……!!」


アリスも、私の事をぎゅーっ!!と強く抱き締めてくれた…。


「良いのですよ…!! マリア様がご無事で本当に良かった……!!」


二人の目からぽろぽろと涙がこぼれ落ちた……。


「ふふっ……アリスったら変な顔」

「マ…マリア様だって……!!」


「ムムッ…!! マリアってば、僕達と再会した時より感激してないか?」

「まぁまぁ…そう妬くな」


マリアにとってアリスも大切な存在の一人だからな。


「メリー、アリス…。レインを見なかったか?」


サタンに問われて、メリーとアリスの二人は、顔を見合わせた。


「レインは、サラ様達と一緒にこの城から出て行きました」

「そうか……」

「申し訳ありません…!! 止めようと思ったのですが……」

「いや…良いんだよ。きっと私にも止められなかっただろう…」


サタンが 1通の手紙をポケットから取り出した。


「サタン…その手紙―――」

「あぁ…レインからの手紙だ」

「私も読んで良い……?」

「あぁ…皆と一緒に読もう」

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