64/86
貴族たちの噂話
城内では 貴族達がヒソヒソと噂話をしていた。
「ねぇ…一体どうなってるの?」
「何がです……?」
「サタン様とマリア様の事ですわ!!」
「サタン様はサラ様とご結婚されると聞いたのだけど……?」
「えっ…アダム国のお姫様と?マリア様じゃないの?」
「マリア様は、昨夜お城から逃げたって聞きましたけど……」
「何故逃げられたのですか?」
「それがね…お姫様がサタン様を誘惑して マリア様から奪ったんじゃ無いかって言われてるのよ」
「何ですって……!?」
「それがショックでマリア様はお城から逃げたって事……?」
「それは酷い話ですわね……」
どうやらイヴ女王(の偽者)が サタンを刺した事は表沙汰になっていない様だ。
しかし何故かサラがマリアからサタンを奪った事になっている。
それがショックでマリアはお城から逃げた事にもなってしまった。
「…キララ、このままで良いのかな?」
「噂は所詮 噂よ。放っておけば良いわ」
「でも……」
キララは、クロウの背中をバシッ!!と強く叩いた!!
「…ホラッ、そんな顔しないの!! キララ達は時間の変更を皆に伝えるわよ!!」
「う、うん……!!」




