表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/86

マリアのお婆様

―只今・朝食中―


「…リクトお兄様」

「…ん?」

「私は召喚士だったのですね」


リクトお兄様の手が 急にピタリ…と止まった。


そして頭をバッ…!!と下げた!!


「黙っていて…本当に悪かった!!」

「お兄様……!!」

「マリアが大きくなったら…ちゃんと伝えるつもりだったんだ」

「えぇ…分かっています。 頭をお上げ下さい!!」


リクトお兄様は「すまない…」と言って頭を上げてくれた。


「黙っていたのには理由があったから…ですよね?」


リクトお兄様は「あぁ…」と頷いた。


「召喚士とは、この世界では貴重な存在だから…。マリアを護る為に言えなかったんだ」

「……はい」


私が召喚士と言う事は……。


「…もしかして、お兄様達も召喚士の能力をお持ちなのですか?」

「いや…俺とカイトは、その能力を継ぐことは出来なかった。母方のお婆様が立派な召喚士だったらしい」

「お婆様が……?お母様は?」


リクトお兄様は頭を横に振った。


隔世遺伝かくせいいでん…と言うやつだ」

「隔世…遺伝……」


そう言えば…お婆様は、私が幼い頃 良く氷の女王・シヴァの話をしてくれたっけ。


“私がマリア位幼い頃 良くシヴァと一緒に遊んでいたよ”

“シヴァ……? おばあ様のお友だち?”

“そうじゃ。美しいお友達じゃ。”


お婆様はシヴァの事を“お友達”と話してくれたっけ。それから………。


“私が独りぼっちで寂しい時 シヴァを呼んで 城を凍り付かせてしもうてな。城の皆から怒られてしまった事もあるんじゃよ……”って―――。


「(お婆様の召喚獣は、きっとシヴァだったのかも知れないわね……)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ