表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/86

聖なる湖の守護獣

「やっぱり!! キララの目に間違いは

無かったわ☆」

「えっ…?今、何が起きたの?」


私が尋ねるとキララちゃんは、嬉しそうに笑った。


黄金色ゴールドの意味はね、マリアさんが【上級召喚士】って事☆」

「えっ……?」


私が 上級……召喚士ぃぃ!?


※因みに、銅色は【下級】銀色は

【中級】プラチナ色は【最上級】の召喚士…らしい。


「なるほど……だから“能力が無い”と隠されていた訳ね!!」


キララちゃんとセーラ姫は、「うんうん」と頷いた。


「それってどう言う意味ですか?」

「召喚士は、この世界で 10%程しか居ない 超貴重な存在なの。だから裏では大金で取り引きされたり……」

「………ッ!!」


「マリアさんのご両親は、大切な貴女を誰にも渡したく無かった……若しくは……大金が手に入るのを待ってた」

「…そっ、そんな!!」


「…ルシアは知らないんじゃ無い?貴女に能力がある事。でなきゃ、ルシアは婚約を破棄しなかったと思うの」

「………………。」

「つまり……マリアさんのご両親は、マリアさんの事を大切に想っているって証拠だよ☆」


お父様……お母様……。


「私…今まで“能力が無い”と言われて育てられたから 何か実感が無いです……」

「……それじゃ、試してみる?」

「えっ…?」


試すって……何を―――?


「…この聖なる湖には 召喚獣が住んでるんだって」

「………!!」


それは書物で読んだ事がある。

この“聖なる湖”に魔物が近付かないのは 【ウィンディーネ】と言う召喚獣のお陰だとか。


「…話し掛けてみて。きっとマリアさんの力になってくれる筈だよ!!」


私は、ゴクッ…と息を呑んだ。


「……ウィン…ディーネ?」


………すると―――。


『ふぁぁ…よく寝た。お腹ペコペコじゃ~…』

「…………!?!?」


青い湖の底から……ブクブクと泡をを立てて―――。


『…ん?我を呼んだのは、お主か?』

「…………」


少女の姿をした【ウィンディーネ】が現れた……!!!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ