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偽物の女王
―サラ&イヴ?の部屋―
ニセ者のイヴ女王は部屋の中に居た。
「お母様……?」
「………!!」
丁度 机の中に何かメモの様なモノを仕舞ったのが見えた。
「あ…あら…サラとレイン君。パーティーはどうしたの?」
「パーティーは一時中断です」
「な…何かあったの?」
「実は―――」
マロンが何かをクンクンと嗅いでいる……。
そして何かを追うように 部屋の奧へ向かった。
「あっ…こらマロン!!」
レインはマロンを追い掛けて部屋の奧へ向かった。
「……サタンが刺されました」
「……!?(ビクッ)」
今 瞳孔が開いた……。
「何か…知っているのですね?」
「え…えぇ……」
隠すつもりは…無いらしい。
「お願い…!! 何でも良いから話して下さい!!」
「サラ…わ…私ッ―――」
―――バンッ!!!!
「………!?」
扉が勢いよく開き 部下達が部屋の中へぞろぞろと入ってきた!?




