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予想外の展開

「…マリアさんの気持ち 分かりました」

「……え?」

「サタンにマリアさんの気持ちを

素直に伝えてみては どうですか?」

「はっ…何を言ってるの? 今更そんな事伝えたって―――」


もう「魔王になって欲しい」とは 何度も伝えた……。


…そう言えば まだ「好き」だと言う気持ちは 伝えて無かったかも知れない。


「ムダではないと思うけどな?」

「あ、貴女ねぇ……」


サラは私の手を掴んだ。


「ちっ…ちょっと―――!?」

「サタンは こっちに居ます!!」


「マ、マリア様……!!」

「大丈夫!! アリスは、ここで待ってて!!」

「承知しました…!! お気を付けて!!」


サラは私を連れて サタンの元に戻った。


「あっ…お帰り―――って、マリア?」

「むっ…無理矢理 この人に連れて来られたのよ!! 別に貴方達を祝福してる訳じゃないんだからね!!」

「……分かってるよ」

「何よ……バカ」


私は ぷくぅ…と頬を膨らませた。


「ところで…サラは何でマリアをここへ連れて来たんだ?」

「そうそう!! マリアさんがサタンに話したい事があるんだって」


「…はぁぁ?私そんな事―――」


一言も言って無いんですけど…!?!?


何なのこのお姫様は……!?!?


「良いから 良いから☆」

「ちょっ……!!」


サラは私の背中をグイグイと押した。


「じゃあ…後は二人で ごゆっくり☆」

「えぇッ……!?」「はぁぁ―――!?」


サラは、私に嫉妬して無いの……?


一体…どうなってるの―――?

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