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悪魔と魔女  作者: 茶川紘
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第一章 穹と芙蓉のいつもの早朝

微エロ? まあそこまで、てか全然エロくないけど一応うら若き少女の裸体の描写が出てくるので一応微エロです。

 

 空は晴れ晴れとした晴天。うん、今日は洗濯日和だ。ここまで天気が良いととても清々しい気持ちになる。俺の名前も蒼穹、なんていう明らかに晴れが似合う名前だし、うん、天気が良くて気持ちが良いのはいいことだ。

 と、そんなことしてる場合じゃねえな。

「朝食も準備したし。さて、起こしに行くか」

 台所から徒歩五秒。チャリで行ったらたぶん一秒かそこら、もしかしたら一秒にも満たないかもしれない距離にあいつ、芙蓉の部屋はある。 まあ、チャリで行ったことないから解らんが。てか試したらこの家の家主に殺される、は言い過ぎだろうけど少なくとも半殺しは確定だろう。どのみち、 チャリで家ん中を移動するなんて暴挙、掃除が大変だろうからやんねーけど。

「おーい。 起きろー。 遅刻するぞー」

 とりあえず襖を引いて、入口付近で声を張って起こしてみた。

 返事がない。ただの屍のようだ。

「なわきゃねーけどさ。おーい今起きねーとマジで遅刻するぞー」

 俺はさらに声を張り上げながら部屋に踏み込み、芙蓉の眠る布団のすぐ傍までしゃがみこんだ。

「お前……」

 そこには間違いようもなく俺の居候先の家主であり、麗しのご主人様がアホ面晒して寝転がっていた。まあそこまでは良いんだ。そこまでは許容の範囲内だ。

「寝癖が悪すぎる」

 そこには、アホ面を晒し(ここまではさっき言った)本来なら上にある筈の布団をグシャグシャにして端に追いやり、こいつが寝巻き+部屋着用にといつも着てる浴衣をはだけさせて眠っている少女の姿があった。まあ、 それだけでも風邪引きそうだし、 最近インフルエンザとか流行ってるらしいし十分問題なんだが、一番問題なのはその先だ。さっき言った通り浴衣ははだけている。 そのはだけた浴衣から見える景色が問題なんだ。

 はだけた浴衣からはささやかな胸はピンク色の何かが見えそうだし (てかちょこっと見えてるし) 、

股を広げすぎてガニ股に見える股からは何か黒い物体がチラチラッと見える。

これは女子高生として問題だとおもう。

 ……なに?  これなんてラブコメ?  てかお前下着つけろよ!年若い女子高生がはしたなえよ!  サービスショット?  そうなのか? てかこんな色気のねえサービスショットなんて嬉しくねえよ!!

「…………………………………………………………直すか」

 流石にこのままじゃ誤解されて半殺しになるのは100%確定だし、 浴衣のはだけを直すとしよう。

 俺は胸元に手を伸ばした。

「むにゃ……。うるひゃい~」

 のが間違いだった。

 間の悪い事に、目を薄ぼんやりと瞬かせながら、可愛いやら間抜けやらどっちとも取れる声を上げ、

谷川芙蓉は目を覚ました。

「………………………………」

 今の現状を解説すると、目の前には胸元の袖を掴んでいて、見様によっては胸元を広げているように見える俺が一人。

胸元をはだけさせていた、見様によっては胸元を開かれて今から襲われそうに見えなくもない芙蓉が一人。まあつまり、 何を言いたいかというと、今の状態がかなり最悪、むしろ極悪だという事で。

「は、はろー……」

「……………………………………………………………………………………………………に」

「二?」

「何しとんじゃこの野郎――!!!!!」

「ぐべらっ!」

 叫びながら右の拳でアッパーカット!  ついでジャブ!!  て、痛 《いて》 え!!  

メッチャ痛え!!  何この力!  寝起きのくせにすっげえ痛え! 

てか袖を直すんじゃ なくて布団をかけるべきだった!

「お、俺の馬鹿……」

 この後に待っているのは、地獄まがいの暴力の嵐だという事なのでした。


「いただきます」

 芙蓉は気が済んだのか、数分で殴る蹴るの暴行を止めた。

と、思ったらさっさと台所に行き、朝飯を食い始めた。謝れよ。

「てか呑気に朝飯食ってんじゃねえよ。急げ中学生」

 現在午前八時。どう頑張っても重役登校確定だ。

「ウルサイ。 いつもいつも同じこと言ってよく飽きないね。 穹」

「だったらいつもいつも同じこと言わせんな。 てか遅刻癖ついたら大変だぜ? 約束に平気で遅れるようになったら信用をなくす」

 休み癖もな。そう付けたしたら、蛸のように口を尖らせた。どっからどう見ても拗ねた。うん、 解り易いのは良いことだ。

「別に、 行かないとは言ってない」

「でも遅刻する気は満々なんだよな?」

 というかもう遅刻だ。

「文句ある?」

「いや特に」

「食べ物を無駄にする気はないし、食事中は三十回以上よく噛んで食べるって決めてるから」

「だから急ぐ気はないと」

「少なくとも食事中は」

「いつも同じこと言って飽きねえ? 芙蓉」

「だったらいつも同じこと言わせんな」

 そんないつもとあまり変わり映えしない会話をしながら食事をして、その後三十分くらいしてようやく家を出た。結局着替える時も急がなかった。そして通学中も急がずに歩いていく事は確実だ。

「さて、俺も行くか」

 あまり時間はかからないだろうから、家事の心配はそんなにしなくて大丈夫だろう。


「さむ」

 十二月半ば。雪は降らないが寒いことには変わらない。これも暖房をガンガンかけている室内に居れば全然寒くも何ともないんだが、ここは暖房のだの字もない屋外と言う名の公園だ。寒くないはずがない。

 中には植物園や釣りができる池があったりと、片田舎に存在するにしちゃあ結構でかい公園だ。いや、片田舎にあるからこそでかいのか、と考えてみても当たり前のように答えは出ない。


 そして、その公園の中には、どこを探しても血痕の跡など存在しはしなかった。


 俺の努力の成果だ。俺頑張った。誰か俺を褒めて。


改めてみたらめちゃくちゃハズイ位駄文すぎる。

間違えて見ちゃった方ごめんなさい。

とりあえず文才が欲しいです。

後集中力。

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