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奈落21(迷いの森⑧)

 湖の辺りに屋敷を建て、生活するようになってそれなりの時間が過ぎた。と思う。

 食事の回数を数えるのを止め、昼と夜の回数を数えるのも止めた。その数を数えたとて、結局のところ何も分からず、意味が無いと理解したからだ。

 今の時間の流れを感じれる事と言えば、ヒナタの成長くらいだろう。


「キュイッ!」


 ヒナタが短刀を手に素振りをしている。

 三歳くらいの大きさになったヒナタだが、俺が剣を振り、槍を突き、戦斧を振り回し、双剣で舞っているのを見て自分もやりたいと主張し出した。


 まだ早いと思わないでもないが、この奈落ではバグっているのではないかと思うほど、強力なモンスターが現れる。

 それなら、少しでも早く、自己防衛の手段を持たせるべきではないかと思い短刀を渡したのだが、これが思いのほか筋が良い。もう少ししたら、手合わせを始めても良いかも知れない。勿論、手加減はするがな。


 短刀の振り方の修正を行いながら、俺も鍛錬に勤しむ。

 ここで暮らし始めて、起きると同時に鍛錬を開始するようにしている。

 これも時間が分かれば、時間で区切って鍛錬が出来たのだが、それが分からない以上、俺は体力と魔力が一度空になるまでやるようにしている。


 体力と魔力が尽きて倒れると、魔力循環で急速に魔力を回復させ治癒魔法で体力を回復させて、食事の準備に取り掛かる。これが、ここでのルーティンになっていた。


 一通り武器を振ると、長剣を手に取り魔力を練り上げる。

 その練り上げた魔力に意志を宿し長剣に通して行く。


 薄らと光を放ち、その力が周囲を圧倒する。

 ざわざわ木々が鳴り、湖が波打ち始める。


 以前、鬼のモンスターを倒した魔法の剣。

 ここまでは出来る。しかし、この先が上手く行かない。

 使っている武器の性能のおかげか、刀のときよりも抵抗はないが、剣閃を飛ばしたりは出来ない。


 試しに上空に向けて長剣を振り剣閃を飛ばすが、それと同時に光が霧散してしまい、そして、飛んで行った剣閃も普通の剣閃だった。


 うーん、上手くいかん。


 銀髪の男は光の一閃を天に向かって放っていた。

 この一撃をアマダチと名付けたのも、天を断つような光景を見ていたからだ。

 俺もあの領域にまで行きたいのだが、上手く行かない。


 うーんうーんと悩んでいると、ヒナタが袖を引っ張って来る。


「キュルクルルルー」


 自分を指差して、剣を振るジェスチャーをする。

 恐らく、アマダチを自分もしたいという意思表示なのだろう。


 そうだなあと考えて、収納空間から布を一枚取り出し、ヒナタに手渡す。

 その布を手にして首を傾げるヒナタだが、俺も同様の布を持っているのに気付き注目する。


 俺は布に魔力を通して、布の形を次々に変えて行く。

 フウマからト太郎から木から屋敷から次々と変えていき、ヒナタはその光景を見て目をキラキラとさせていた。


 注目するのは結構だが、これを今からやるのだと伝えると、頭に?を浮かべていた。


 ヒナタは魔力の制御が出来ていない。

 豊富な魔力量を持っているが、それを使うのも感情に任せでしかなく、そこに技術は無い。

 俺は魔力操作のスキルを持っているから良いが、ヒナタはそうではないだろう。だから、魔力を使う技量を磨く為に、魔力で変化する布を使って練習をするのだ。


 布の形を変えるのは案外難しい。魔力操作のスキルを持った俺でもそう感じるくらいには、技量が必要になる。特に複雑なものを作ろうとすればするほど、その技術が試される。


 だから、これから始めようと言ってやると、


「キュルルッ!?」


 と俺を指差して、ずるいと言って来た。


 どうやら魔力操作のスキルをヒナタも欲しいそうだ。


 いやいや、無茶言うな。ここに来てから、スキル玉なんて一回も見たことないんだ。

 だから、もう技術として身に着けるしかないんだよ。


「キュゥ〜ゥウウッ!!」


 子供特有の癇癪か、地団駄を踏んで魔力を膨れ上がらせていた。


 だから止めろと言って、手で払って魔力を霧散させる。

 それでも膨れっ面が治らないヒナタに、根気強く行こうやと頭をわしゃわしゃ撫でて鍛錬に戻った。


 小さいヒナタも諦めたのか、金色の髪を手櫛で整えて布に魔力を通して行く。



 それから、鍛錬にも終わりに差し掛かった頃、世界がモノクロに切り替わった。


 俺は、ああ、またかとため息を吐いて、フウマの方を見てヒナタを任せ……って!


 おい馬鹿ウマ!いつまで漫画読んでんだ!

 敵が来るぞ!さっさとヒナタを避難させろ!

 なに?もう少しで読み切るから待てって?

 やかましいわ!早く行け!


 イケウマになったと感心してたらなんて事はない。

 相変わらず漫画には目がなく、フウマの隣には何冊も漫画が積み上がっている。

 きっとヒナタが漫画好きになったのも、フウマの影響に違いない。


 ヒナタを咥えて屋敷の中に入って行くフウマ、途中で振り返ってこちらを見る。


 手伝いは必要か?


 そう目で伝えて来るが、必要ないと言って断った。



 長剣を手にして、敵であるモンスターがいるであろう方向に向けて足を進める。


 この森に来てから、幾度も経験をしたモノクロの世界。

 この白と黒の景色に切り替わると、必ず何かが現れる。

 それは大抵、強力なモンスターなのだが、稀に別の物も現れる。

 一番最初はヒナタを拾った。二度目は強力な杖を持った鬼のモンスター。三度目が全てを破壊しそうな巨人のモンスター。四度目は猛毒で全てを溶かすムカデのモンスター。それからも世界がモノクロになる度に現れた。

 それらのモンスター達は、湖にも平気で接近して来る。湖の効果か、ト太郎を恐れてか、他のモンスターが近寄ろうともしない湖にだ。

 そんなモンスター達と何度も何度も戦い、退けて来た。

 これまでで戦いに発展しなかったのは、ヒナタのときと、何かの亡骸が森に落ちていたときの二度だけ。


 その亡骸が何なのか分からなかったが、かなりの力でその身を切り裂かれた痕跡があった。

 一応、復活防止の為に更に刻んで収納空間に入れているが、一度しっかりと見ておいた方が良いかも知れない。

 それを成した者が、どこかにいる可能性が高いので、対策を考えておいた方が良いだろう。


 それはさておき、今は迫って来る目の前のモンスターに集中しよう。


 森を疾走する一匹の狼。

 その狼の毛並みは白銀に輝いており、通り過ぎた跡は白く凍りついている。また、その体は見上げるほどに大きく、鋭く凶悪な牙と爪は全てを滅さんと鈍く光る。


 珍しくシンプルなデザインのモンスターだ。

 単純に大きな狼のモンスターと呼べたら楽なのだろうが、その身に宿す魔力は正に化け物級。下手したら俺より多いかも知れない。

 この狼が神話に出てくるフェンリルだとしても、俺はきっと納得するだろう。それだけの迫力が、このモンスターにはある。


 こちらを警戒しているのか、一定の距離を保ったまま近付こうとしない。これで敵対する意志が無いのなら、追い払って終わるのだが、残念ながらその目には殺意が宿っている。


 フェンリルの武器は牙と爪、あとは魔法といったところだろうか。

 こちらの武器は長剣と魔法と数では負けているが、その威力はフェンリルの命に届く。


 俺は長剣を構え、リミットブレイクを使用する。

 ふっふっと息を吐き出し、こちらから仕掛けようと一歩踏み出すと、地面から氷柱が突き出した。

 魔力の流れをまったく感じなかった初手の魔法。

 俺を貫くつもりの魔法だろうが、威力が低すぎる。


 魔力を込めた足で、その氷柱を踏み砕き、フェンリルに接近する。長剣を構え、先ずは足から落とそうと狙いを定めるが、フェンリルは木の上に登り逃げてしまう。


 木の上から吹雪を発生させて攻撃して来るが、その程度で怯むはずもなく、剣閃を飛ばして吹雪を切り裂き、先にいるフェンリルに迫る。

 しかし、それも大きく逃げることで避けてしまい、俺からも大きく距離を取った。


 思わず眉を顰める。

 これまでのモンスターは距離を詰めて戦って来た。

 それは、自身の能力に揺るぎない自信があるからだ。

 じゃあ、こいつはどうなんだろう。

 強さは、これまでのモンスターと引けを取らない、はずだ。これまでの体感で、フェンリルはその領域にいると分かる。

 怪獣には届かなくても、奈落のモンスターの中では頭一つ二つ飛び抜けたモンスター。それだけの力があるのに、攻めて来ようとしない。


 だからといって、殺意はあり引く様子を見せない。


 フェンリルは木々を飛び回り、周辺を白い世界に作り替えて行く。

 もしかして、自分が戦いやすいフィールドを作ろうとしてるのだろうか。


 だったら、全てを破壊してやろうと剣閃を飛ばし、辺り一帯の木々を切り倒して行く。


 俺の剣閃により足場にしていた木々が倒れ、地面に降りるフェンリル。

 こいつは何がしたいんだと思うが、この景色を見て、これあの時のヤツに似てるなと思った。


 凍った木々が倒れる同時に砕け、粉々になり美しく光を反射させる。


 その中に立つフェンリルは大きく遠吠えを鳴らすと、これまでの逃げの姿勢が嘘のように、姿勢を低くして飛び掛からんと体勢を取った。


 これはまさかと思いながら、石の槍を作り出し、破壊と速度上昇の魔法陣を展開してフェンリルに向けて撃つ。

 その魔法は粉々になったはずの白銀色の木々が即座に集まり、防いでしまう。


 やはりと、砕けた木々は、あの雪山で見た雪のモンスターに似た物になっていた。


 これは面倒な事になった。

 とは思わない。

 何故なら本体であるフェンリルが見えているから。

 たとえ砕けた氷たちがオートで動く物だったとしても、厄介ではあっても脅威ではない。


 やる事は何も変わらない。


 姿勢を低くし、長剣を構える。


 ただ、フェンリルの首を刈り取る。俺がするのはそれだけである。


「リミットブレイク・バースト」


 踏み込みと同時に魔力を波立たせて、特攻した。





「キュイ!?」


 ヒナタが命の宿っていないフェンリルの体を見上げて驚いている。

 屋敷にいるようにフウマに言っていたのだが、いつの間にか上空から俺とフェンリルの戦いを観戦していた。


 屋敷で待っていろって言っただろうと注意しても、暇だったから仕方ないと嘶くだけで反省していない。ヒナタは聞いてすらいない。


 ため息を吐いて、先程倒したフェンリルを見る。

 首を切り裂いており、止めはしっかり刺している。復活する様子はなく、何度も蘇る反則タイプでなくて良かったと安堵する。





 なんだかんだで手古摺った。

 フェンリルが操る白銀は魔力の波で無効化出来るのだが、その量が多く、全てを無くす事は不可能だった。

 あれの材料が木だけなら楽だったのだが、草や地面や空中の水分すらもその一部にするので、その量は膨大になり津波のように襲って来たのだ。おかげで、俺は特攻を断念せざるを得なかった。


 まさか、これだけの膨大な量を操れるとは思わず、まるで自然災害のような攻撃は、更にその量を増やしながら迫って来る。


 普通の雪よりも強力で、魔力で強化された物質で形成された津波は脅威である。

 その量は魔力の波では間に合わず、受け流そうにも中の質量までは無理だ。


 だから魔法には魔法で応えた。

 ここには地面がある。だからこちらも地属性魔法で大量の土砂をぶつける。

 土砂と白銀の津波が衝突し拮抗する。


 これでは押し切れないなと判断して、次の行動に移ろうと土砂の制御を緩めると、当然変化が起こった。

 土砂が津波に侵食され白銀に姿を変え出したのだ。


 まさか侵食して来るとは思わず、制御を取り戻そうとするが、一度失った制御は取り戻せず、それどころかこちらに侵食して来るペースを早めていく。


 やられたと苦虫を噛み潰し、長剣に魔力を込める。

 上段に構え、特大の剣閃を飛ばす為に、おおっ!と掛け声と共に振り下ろした。

 剣閃は土砂を吹き飛ばし、白銀を切り裂きフェンリルに向かって進んで行く。しかし、当然ではあるが剣閃は当たることはなく躱される。


 そして、フェンリルが移動した先、そこに先回りしていた俺の一撃がフェンリルの体を斬り裂いた。


 突然の痛みに悲鳴上げ、逃げるフェンリル。

 それを追おうとするが、またしても白銀に邪魔をされて距離を取らざるを得なかった。


 せっかく、フェンリルの気が逸れた隙に、魔法で空中を行き接近したのに不発で終わってしまう。


 フェンリルは再び俺から距離を取り、白銀で負傷箇所を塞ぎ、傷を治している。

 ここで、俺は首を傾げる。

 このフェンリルは、生命力は強そうだが、再生能力はなさそうだ。これまでのモンスターは再生するか、次の瞬間には完全復活などのふざけた存在だったが、このフェンリルは割と普通のモンスターのようだ。


 これで一つの不安が取り除かれ、次の疑問が浮かんだ。

 フェンリルはどうして距離をおいて戦うのだろうと。

 斬った感触では、その身はとても頑丈で、これまで戦ったモンスターの中でも上位に位置する。あの首を一刀で落とすなら、それなりの魔力と力、タイミングが必要になる。

 一撃で倒すのは困難な相手。

 俺は、そうフェンリルを評価したが、フェンリルはどうだろう。


 距離を取って戦う理由が、接近戦では勝ち目がないと判断して魔法での攻撃を行っているのなら、コイツは相当に頭が回る。

 自分の力を過信せず、取れる手段の中で最善を選び、相手を確実に仕留めるのだろう。


 俺がフェンリルに劣っている点。

 それは魔力消費量。

 魔力循環のスキルを使用していても、リミットブレイク・バーストの消費量を上回ることは出来ず、他の魔法も使っていては消費が加速する。

 更に言えば、先程までの鍛錬で魔力を消費しており、フルパワーで長い時間は戦えない。

 対してフェンリルは、最初に魔力を消費しこそすれ、白銀の操作では魔力を消費していないように見える。

 このままでは、俺が先に魔力が尽きてしまうだろう。

 それを見越して、この戦法を選択しているのなら、それは脅威だ。


 このモンスターは戦局が悪くなれば、迷いなく逃げ出すだろう。そして、こちらの動向を伺い、確実に仕留めれる時を待つに違いない。


 ふっふっと長剣を振ると、俺は改めて殺すと誓いフェンリルを攻め立てた。


 逃す事はしない、白銀の津波に対しても傷を負うことを構わずに特攻し、苛烈に攻め立てる。

 フェンリルの魔法を無視して攻撃のみに集中し、動きに支障を及ぼす傷のみを癒して命を刈り取りに行く。


 何度か刃は届くが、致命傷には程遠い。

 負傷を重ねて、フェンリルが一転して攻勢に出てくれたら楽だったのだが、コイツは徹底して距離を空けての攻防を狙っている。

 だが、そんな事は許さない。

 白銀を退け、爪を、牙を掻い潜り、思考を殺意に染めて剣を振るう。


 迫る凶刃に恐れたのか、フェンリルは間違えた判断をする。


 白銀を視界を埋め尽くす数の矛にして、殺傷能力を上げて来たのだ。


 ああ、賢狼とも謳われるフェンリルでも間違いを起こすのだなと安堵する。


 あれだけの矛を作り出すのなら、どうしても魔力制御が甘くなる。


 そして、俺とフェンリルの距離は空間把握の範囲内である。


 初見殺しの術は、フェンリルに備わった魔力を使い、細く強力な竜巻となってその身を貫いた。


 フェンリルの悲鳴が上がる。

 それでも、矛の魔力制御を手放さなかったのは流石と言えるだろう。

 だが、だから、俺の接近に反応出来なかった。


「アマダチ」


 光の宿った一閃がフェンリルの首を捉える。


 数瞬の後、フェンリルの頭部が落ち、その巨大な体が倒れその命を終わらせた。





 興奮した様子のヒナタをフウマに任せて、フェンリルの亡骸を収納空間に仕舞う。

 戦い終えて辺りを見ると、そこにあったはずの木々や緑が姿を消して、一面が何も無い空間になっていた。


 これまでの戦いを考えると、今回の被害は最少で抑えられたのではないだろうか。いつもなら、巨大な穴が空いたり、文字通り地形が変わるような戦いをしているのに、この程度で済んでいる。フェンリルとの相性もあるだろうが、俺が強くなっており、圧倒できるようになったのも大きい。


 ふむ、と自身の成長に満足して屋敷に戻る。


 フェンリルは毛皮を剥いでカーペットにでもしよう。あの白い毛並みはなかなか上質な物だった。ふさふさで頑丈ならば、問題ないだろう。


 そう思い、戻っているとフウマが嘶声を上げた。

 その声は俺を呼んでいるような感じがして、フウマの方を振り返る。すると、フウマは一点を見つめており、視線を外そうとしなかった。


 なんだ?と思いフウマの視線の先を辿ると、そこには一人の男が倒れていた。



ーーー


氷王狼 (フェンリル)


賢く強靭で王者の風格を持つ狼。雪原の大地の守り手にして、世界を守護していた一柱。一部では守神のように崇められていた。ダンジョンに飲み込まれて、その役目を果たせなかった存在。


ーーー


田中 ハルト(24+5)

レベル 52

《スキル》

地属性魔法 トレース 治癒魔法 空間把握 頑丈 魔力操作 身体強化 毒耐性 収納空間 見切り 並列思考 裁縫 限界突破 解体 魔力循環 消費軽減(体力) 風属性魔法 呪耐性

《装備》 

聖龍剣 ファントムゴートの服(自作)

《状態》 

ぱーふぇくとぼでー(各能力増強 小)

世界亀の聖痕 (効果大)(けつ)

××の加護

《召喚獣》

フウマ


---


フウマ(召喚獣)

《スキル》

風属性魔法 頑丈 魔力操作 身体強化 消費軽減(体力) 並列思考 限界突破 治癒魔法 呪耐性 見切り

《状態》

サラブレッドタイプ

世界亀の聖痕(蹄)

××の加護


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ヒナタ(天使)( 3 )

《スキル》

光属性魔法 全魔法適正(小)

《状態》

世界亀の聖痕(足の裏)

××の加護


ーーー

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― 新着の感想 ―
おもしろい(´・ω・`)
[一言] ヒナタにも亀印がついてる~
[気になる点] まだ会長と同じレベル帯なんですね、レベルって同じ数値=同じ能力なのですかね、なんか会長が奈落で生きていける気がしない [一言] 安定して面白い、早く黒一を張り倒してほしい
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