表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/40

≪第四章「序」―伝説の魔法使い、呆れる―≫

「はぁ。全くあのバカ弟子はとんでもないことをしてくれたものじゃ」


 スバルが作った焼け跡の遥か上空に彼女はいた。


「しかし悪運だけは強いようじゃの、アリサ。もしもの時はワシが助けてやるつもりじゃったが」


 彼女の名はソフィア・モルガン。誰もが知る伝説の魔法使いにして、齢うん百歳の生ける伝説。

 美しい銀髪を靡かせる姿は見る者を魅了し、藍色の双眼はあらゆる者を虜にする。

 今日は小振りの杖にローブととんがり帽子、という如何にも「魔女」と言ったいで立ち。


「まさか母艦級を一撃で沈めるような者と出会っておったとは」


 ふぅ、と気だるげに息を吐いた。


「さて、鬼が出るか蛇が出るか。どの道ろくなやつではあるまい。見極めてやるとするかの」


 伝説の魔女は、ゆっくりと夜の闇を西へ飛んだ。


今回は顔見せ回です。


ご一読ありがとうございました。

これからも定期的に上げられるように頑張ります。

もしよければブクマとページ下部、応援ポイントをお願い致します。励みになります。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] Twitterの隠れた名作を発掘したい!の企画より来ました。 ハッキリ言って面白かったです。 それぞれのキャラが引き立っていて良いです。 文章構成をお上手ですね。内容がスラスラと入ってき…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ