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海の孤独

作者: 流音

海を孤独に喩えてみました。

ゆらゆらした感じの散文詩です。

海の底に

いるようだ、

まるで。


深海だ、

ここは。


暗くて

何も()えないけれど

重力はないような

たゆたう静謐さの中で

ぼくは、

それでも手を伸ばそうとした。


きみを、

孤独から救い出したいと思った。


するときみは

人魚のように

僕の手を握り、


陽光(ひかり)の差す水面(みなも)へと

ぼくを


孤独の底から。


ぼくではなく、


きみが

救い出してくれたんだね。


深海は深く、

深い孤独に包まれていたけれど、


泡にならなかった人魚姫、

きみが、

ぼくを上へ上へと。


地上に出て

やっぱり息は苦しかったけれど、


きみとなら。

稚拙な文章、ご拝読頂きありがとうございました。

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