ナレーター 麗奈
こんにちは~ 立花麗奈でぇ~す。 いつも健司君ばかりがナレーターをやって好きなことを言ってるんで、今回はなんと! 私麗奈ちゃんがナレーターを行いまぁ~す キャッ…
健司君とは色々あったけど、私の弱い面も見たうえで、それでも私のことをこれだけ愛してくれてるんで私は最高に幸せでぇ~す。 それにね… なんと2年後のプロポーズ予告もしてもらっちゃって最高!
私が自分の心と闘っている時は本当に辛かった… こんなに辛い事ってあるんだ…っておもっちゃた。結局、自分自身では自分の心に勝てなかったんだけど、健司君が言ってくれた言葉でもう一度、この先を見たいと思えるようになってふっ切れた。 今はもう何も思わない。凄くすがすがしい。
健司君はやっぱり優し… ううん、あの時は優しさより強い意志で私を引っ張ってくれた。それが凄く心に響いた。そんな健司君が、結婚の約束をしてくれるなんて… ハァ ハァ だめだめ、興奮しちゃ…
これで、私には大事な目標が出来た。先ずは私があの大学に合格すること… 次に健司君を同じ大学に合格させること… 凄くやる気が出てきた。何せ結婚が待ってるんだから、もうやるしかない。しかも、1年我慢すればまた同じ時間を同じ場所で過ごすことが出来る。
私はこのままいけば多分あの大学に合格できると思う… 問題は健司君だ。今の内からできるだけ勉強を仕込んで鍛えねばならない。健司君に厳しいことをするのはとっても嫌だけど… 先にある大切な目的のためにここは仕方なく鬼になろう。
と言っても、栞に昔言われたんだけど、私が本気で鬼になると全員が私から引いていくらしいのでそこそこにしておこう。先に目標があるのはいい。毎日が凄く充実する。お互い、大学に合格できればさらに先の目標が見えてくる。今度は結婚して、私たちの子供を見守る… そう考えると、もう最高~
私は幸運だ… 健司君のような人に出会えて… 本当に愛理ちゃんには申し訳ないと思ってる…
でも健司君だけは渡せない… ごめんね、愛理ちゃん でも愛理ちゃんとはこれからも仲良くやって行きたい。エッチなことをしないのならいつでも健司君を貸してあげるからね… それぐらい愛理ちゃんを大切に思う。
学校を休んだ次の日、登校すると待ってましたとばかりに、仲のいい人から事情を聴かれちゃった。沖本君や藤本さん、特に親友の栞からは沢山のことを言われた。私がいなくなっちゃうんじゃないかと真剣に心配してくれたみたいで少し涙目だった。本当にありがとう栞… あなたは本当の親友だよ…
気持ち的に全て吹っ切れた私は、心が楽になり自然と笑顔になっていた。些細なことを気にしなくなったので、誰にでも笑顔で話せた。 すると、何故か周りに男の子が大勢集まり始めた。今更私に告白してくるような人もいないと思うので、皆に優しくできた。あれから数日、何故か1年生の男の子もわざわざ見に来ることがある。でも、私には健司君がいるので何も気にならない。私は健司君に予約されちゃってる… キャッ
周りの女の子ともよく喋るようになったが、栞から健司君とのことを喋るときには注意するように言われている。私が健司君のことを喋るとき、ただの馬鹿にしか見えないらしい… 栞を本気で睨んでやろうかとも思ったが、親友なので勘弁しちゃった…
何か毎日が楽しい… 以前は先が不安でしかなかったが、今は目標しか見えない… 心が軽い…
私はもう自分を縛るのはやめた。自由にやって行く。学校でも健司君に抱きつく。手を繋いだり腕を組んだり… 残された高校生活でできるだけ楽しい思い出をつくる。
健司君と知り合ってから、長いようで実はまだ短い。もっといろんな経験もしてみたい。そういえば、栞は聡君と少しは進んだのかな? 今度いじってやろう…
健司君と会っている時間は少し短くなったけど、全然大丈夫だ。今日の分を明日に甘えればいいだけだから… お家には今でも定期的に泊まりに行く。健司君のお母さんは本当に私のことを可愛がってくれている。それと… 泊まりに行ったときは必ず健司君を襲っている… これだけはやめられない… 仕方がない。
最近は健司君も諦めてくれたようなので、非常にやりやすくなった… えへっ
付き合い始めたとき、私の心はどんどん健司君で満たされた。それに私は溺れてしまった。今でも健司君は私の心を満たしてくれる… ただ、私は満たしてほしい分以上は欲しがらないと決めた。どうせいずれ健司君が満たしてくれるから、焦る必要はないんだと自分に理解させている…
最後に健司君に一言だけいっておくね… フフッ
絶対健司君はしないと思うけど、注意だけはしておくよ…
マドンナの彼氏が浮気なんかしたら… 身の安全の保障は出来なくなっちゃうよ… えへっ




