麗奈の日記
その日の麗奈の日記
今日は初めて健司君のおうちに行った。どうせ脱ぐんだからと思ったが、とりあえず可愛い服と下着を選んだ。 コンセプトはできるだけ短時間で脱げる服を……
健司君が思わず襲いたくなるように丹念に化粧をした。初めて見る健司君のお部屋…… 健司君の匂いがするベッド… 少しでも早く裸で健司君のベッドに飛び込みたかったが、少し我慢した。
最初にキスをしてこれから… って思ったが、経験の無さから少し具合が悪くなった。心臓はどうやって鍛えればいいんだろう? それから健司君のアルバムを見せてもらったが、も~可愛いぃ~ ほんとうに食べたいと思ってしまった。そういえば、健司君、ごめんなさい。黙って数枚写真を頂いてきちゃいました。 キャッ
一緒に買い物に行ったときは、新婚の気分を味わえて、幸せいっぱい… 私の料理で健司君を満足させて、いざ後半戦… と思ったら寝ちゃった… でも、寝ちゃったから… 健司君の本心を聞くことが出来た。 偶然の出来事だった…
健司君がなぜ私を好きになってくれたのかが分かった… 健司君から私を好きになってくれた… すごく嬉しい。 もう細かいことはどうでもいい。 私は健司君だけを見つめればいい。
健司君の言葉を聞いて… 私は思わず涙が出た… 本当に愛してる 健司君。
彼氏になってくれて、近くから健司君を見て本当に思う。健司君は私が求めていた人で間違いない。私もどんどん健司君のことを好きになっているが、健司君も私の気持ちに答えて、私のことをどんどん好きになってくれている。 今は最高に幸せ。
今まで寂しかった心が満たされていく。こんなにも満たされるとは思ってもいなかった。でも、あんまり幸せを感じちゃったんで、ちょっと暴走してしまった… えへっ
健司君を全身で感じたくって… 抱き枕になって貰ったんだけど… 服が邪魔だし脱ごうとしたらぁ~ 止まんなくなっちゃった。 でも惜しかった… もうちょっとで健司君を…
仕方がないから次の楽しみに取っておこう……
健司君のご両親に初めて会ったが、すごく気に入って貰えたみたいで、本当に嬉しい。 今度、お言葉に甘えて「住んでみていいですか?」と聞いてみよう。
健司君のご両親との契約は成立。私の両親の同意は1秒でとれるし…
健司君、私たちの結婚はもう目の前に見えてるよ…… ハァ…ハァ…ハァ
興奮してはだめだ… 慎重に行こう。 健司君、本当に愛してるよ!
日記を書き終えて麗奈は気づく。
そう言えば… 何か大事なことを忘れているような… あ!明日は日曜日。健司君も部活はないはずだった… 大至急連絡だ! やっぱ、泊ればよかった……
麗奈が帰ってしばらくしてLINEに着信があった。送り主は愛理さんだった。
『健司君、久しぶりだね』
『本当に久しぶり。 愛理さんにはいろいろ迷惑かけてごめん。やっぱり一言謝りたくて…』
『それはこの前、私のお願い聞いて貰ったからもういいよ。でも、健司君らしいね』
『元気にしてた?』
『私は相変わらずだよ。健司君の方は好きな彼女とどうなったの?』
『今は付き合ってるよ。向こうも俺のことを好きに思ってくれてるみたい』
『ねえ、その人ってどんな人? やっぱ気になるから聞いてみたい』
『うちの学校の3年生で立花さんって人だよ』
『健司君の学校のマドンナ?』
『何で知ってんの?』
『裕子から少し聞いてるから… 凄く綺麗な人らしいね』
『俺にはもったいない人です』
『そんなことないよ。逆に立花さんにとっても健司君は大切な人だろうしね』
『どうしてそう思うの?』
『同じ人を好きに思ってるんだから、何となく彼女の気持ちは分かるよ…』
『俺にはよく分からない…』
『健司君は女の子の気持ちに鈍感なところあるからね…』
『今まで彼女いなかったから、やっぱ分からないことが多いよ…』
『彼女の気持ちでわかんない所あったら、私に聞いてよ。多分答えられるよ』
『何かそれは愛理さんに悪いよ…』
『気にしない、気にしない。私は健司君の友達だよ。私が協力して健司君の悩みが解決するならいくらでも協力するよ』
『何か… 悪いけど、その時はお願いする』
『任せなさい!』
愛理さんとの久しぶりのやり取りが終わって、暫くしてから麗奈からの電話があった。
「健司君、大事なこと忘れてた。明日の日曜日も部活ないんだよね?」
「そうだった、色々ありすぎて忘れてた…」
「でね、明日は私の家に来てほしいなぁ~って、思ってるんだけど… 」
「大丈夫なの?」
「親に言ったら、ぜひ来てもらいなさいって言ってた」
「それじゃ、お邪魔させてもらおうかな」
「そしたら、10時過ぎに駅に着くようにして。迎えに行く。」
「分かったよ」
明日は麗奈のお家を訪問か…… 麗奈のご両親と初めて会う… 緊張するなぁ。
でも、麗奈もうちの両親に挨拶してくれたし、当然俺もそうしないといけないよな。




