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マドンナとの出会い

6月上旬の木曜日


サッカー部の先輩である3年生の『 沖本修二(おきもとしゅうじ) 』から、部活終了後にちょと付き合えと誘われた。たまに部活後に飯を食いに行ったり、ゲーセンに行ったりする仲の良い先輩だ。


部活が終わり、着替え終えて先輩と2人帰り始めたが、先輩は妙な方向へ向かう。サッカー部の部室から校門の方へではなく、体育館裏の方へと向かっていく。 


一体、体育館の方に何の用事があるんだろうと不思議に思っていると、行く先の方に一人の少女が立っていた。


(もしかして先輩の彼女さん?)


と思っていると先輩は彼女の元へ近寄り何やらぼそぼそと話している。


(先輩の彼女ってどんな人かな)ってすごく興味がわいていた。


話が終わり、2人が俺の方へ近づいてきて先輩は俺にその女の人を紹介した。


「こいつは俺のクラスメイトで『 立花 麗奈(たちばなれな) 』。今日俺がゲーセンに連れて行ってやるって約束してたんだけど、一緒に行っても大丈夫だよな?」


「全然大丈夫っすよ。」 と言いながら先輩の彼女さん?の顔を近くで眺めた。


 びっくりして声が出なかった。


今まで見たことのないような綺麗な女性だった。

(こんな綺麗な人がうちの学校にいたの?)


それから先輩は、

「こいつはサッカー部の後輩で『 鈴木健司 』っていうんだ」


といって俺を紹介してくれた。


身長は165cmぐらい,すらりとした体形でプロポーションは抜群,肩下まで伸びたセミロングの黒髪はさらさらと風に揺られ、切れ長の目,バランスの取れた鼻や口,絵にかいたような美形の顔立ちである。


顔立ちが良すぎて少しきつい感じがしたが、先輩に紹介されこちらを向いている彼女の顔は、少しあどけなく照れた様子でものすごく可愛かった。俺は先輩の耳元で小声でこうつぶやいた。



「先輩の彼女、今まで見たことないような美人さんですね。先輩尊敬します。」


「俺の彼女じゃねーよ。クラスメイトで良く喋る友達だよ。お前3年の立花って女の子の噂、聞いたことないの?」


「俺は知りませんよ」 

(アレな女がどのクラスにいるのかは一番詳しい気がするけど…)


「立花はこの学校のマドンナだよ,3年では超有名人で、お前ら2年生にも彼女のファンは多いらしいぞ。」


「でも、一緒にゲーセン行くんだったら俺邪魔じゃないんすか? 俺いない方が先輩の都合が良いんでは?」


「お前、UFOキャッチャー得意だろ? 彼女に話したら目の前でほしいぬいぐるみが取れるなんてすごいって喜んじゃって… んで、お前にぬいぐるみとるのを頼みたいってわけよ。」


「それだったらお安い御用です。よほどのものでもない限り、どんなものでも取ってあげますよ。」


「それじゃ頼むな。俺の顔を立てるように頑張ってくれよ。」


こうして3人で学校近くの駅前にあるゲームセンターに行った。立花先輩はこういうところに来るのは初めてのようで、キャッキャ言いながら楽しそうにはしゃいでた。


その表情は柔らかく、まるで幼い少女のような笑みを浮かべていた。 沖本先輩が立花先輩に「あれやってみよう」といって、ゾンビを倒していくシューティングゲームへ連れて行った。


コインを投入し、ゲームが開始する。すると、


「どうやったら撃てるの? どこ狙えばいいの? わー、ゾンビの大群が来る、無理無理~ 」


といって大はしゃぎ。100円の価値を目いっぱい堪能していた。


俺は、「あの落ち着いて見える立花先輩もこんなに無邪気にはしゃぐんだ」


と驚いたが、その表情の可愛さに見とれていた。



シューティングゲームが終了すると、立花先輩は俺のところにやってきて、「UFOキャッチャーやろう」と言った。


立花先輩にとっての本日のメインなので、俺も気合を入れて「行きましょう」と答える。


沢山あるUFOキャッチャーの中から、立花先輩が選んだのは抱きしめるのにちょうどいい大きさの熊のブーさんだ。こういった大きさのぬいぐるみの場合、1回でとるのは至難の業。


何回かアームに引っ掛けて取り出し口に寄せてを繰り返し、最後はアームの力で押し出すしかない。間違っても持ち上げようとしてはいけない。


「それじゃ、行きますよ」 


そう言って俺はアームを移動させ、片方のアームがギリギリぬいぐるみに引っかかるくらいでつかみにかかった。 


すると立花先輩は「ぬいぐるみの中心とアームの位置が全然違うよ」と不安そうに言う。アームが移動して片方のみがぬいぐるみに引っかかり、アームが上がる瞬間、ぬいぐるみは出口の方へずれ始める。


(これでだいぶ出口の方によって来た、後数回でGetできるな)

 

そう考えながら次のアームの位置を調整して、頑張ること5回目で“ブーさんGet”となった。 


立花先輩は取り出し口から急いでブーさんを取り出してすぐに胸元で抱きしめる。 


「本当にこんな大きなのとれるんだ! 鈴木君すごい。」


そう言って満面の笑みを浮かべる。


「鈴木君,このぬいぐるみ私がもらってもいい?」 


と目をウルウルさせてお願いされる。こんなかわいい顔をされて断るやつは男じゃない。 


てか、元々は立花先輩のリクエストにこたえるためにやってるんで当然


「どうぞ」と返事をする。 


「お金は払うよ」と言った立花先輩に対して


「たいしてかかってないし、お世話になってる沖本先輩の頼みだからお金はいらないですよ」と答えた。 


(あんなにかわいい顔を拝ませていただいたので満足です)


それからしばらくし、そろそろ帰ろうかという時に沖本先輩は向こうの方で携帯電話で喋っている。通話が終わり、俺と立花先輩に近づくと、


「悪い、母さんから用事頼まれたんで2人で先に帰ってくれ」


といって、すまないといった表情で立ち去っていった。 

いきなり2人っきりでとり残された俺。 

(沖本先輩どーしたらいいんですか)


と思ったが、黙っているのも悪いので何か話しかけようとしたとき、立花先輩から話しかけられた。


「沖本君、いきなり帰っちゃったね。そういえばお腹すかない? ぬいぐるみとってくれたお礼に何かごちそうするよ。」


立花先輩に可愛い笑顔で誘われた。 


「先輩に気を使わせたらいけないし、申し訳ないし…」と言い出すと立花先輩は


「後輩にタダでぬいぐるみをもらう方が申し訳ないよ。」


と言って俺の制服の袖をつかんで歩き始めた。


その時の俺の本当の気持ち…

(立花先輩にご飯誘われて断るわけないっしょ! 料金3倍払いでもお供いたします)


近くにあったファーストフードの店に入り、ハンバーガーのセットを頼む。

立花先輩に奢ってもらい、俺は2人分のセットをもって2人で開いていたテーブルに座った。

そして自然に会話は始まった。


「鈴木君て、沖本君が言っていたように本当にUFOキャッチャーが上手なんだね。ぬいぐるみ本当にとってくれて感激しちゃった。本当にかわいい。大事にするね。」


「あんなのは簡単ですよ。今までに修業した量が半端じゃないですからね。」


「でもすごいなぁ~ 鈴木君の彼女は欲しいぬいぐるみ何でも手に入るね。いいなぁ~」


「立花先輩こそ、それだけ綺麗なんだから彼氏はいるんでしょ? 彼氏さんはUFOキャッチャー不得意なんですか?」


 多分すべての男は俺の意見に同意すると思う。


「彼氏はいないよ… てか、彼氏はいたことがないよ。 えへっ。」


 立花先輩は照れながら少し顔を赤くしてそういった。


「沖本先輩って… 彼氏じゃないんですか?」

 

聞くのも少し気まずいけど、とりあえず聞いてみた。


「沖本君は話しやすいので、よく喋るクラスメイトだよ。確かに友達ではあるけど彼氏ではないよ。」


「それにね、沖本君には最近同じクラスで彼女が出来たんだよ。でもね、これは内緒。多分まだ誰にも言ってないと思うから。 鈴木君も知らないふりしててね。」


そう言って立花先輩はクスクス笑っている。沖本先輩、おめでとうございます。


今度、いじらせていただきます。


「でも、立花先輩、どうして彼氏つくらないんですか? 選びたい放題でしょ?」


「ん~、付き合ってって言ってくる人は多いんだけど、私の希望をかなえてくれそうな人がなかなかいなくて…ね。」


多分相当な人数に告白されてるんだろうから、その希望のハードルは果てしなく高いんだろう… 


「そういえば、沖本君から聞いたけど、鈴木君も告白すべて断っているんだってね。」


「先輩、そんなこと言ってたんですか。 別に女の子と付き合いたくないというわけではないんですけど…ね。」


「鈴木君て、今まで何人ぐらの人と付き合ったことがあるの?」


「俺はいわゆる 彼女いない歴 = 年齢 ってやつですよ。」


「じゃ、どうして? やっぱ鈴木君ってかっこいいから理想も高いの? それともすっごく可愛い人に片思いしてるとか… それか、身近にかわいいって思える子がいないとかかな?」


妙なところに立花先輩は食いついてくる。今日1番のわくわく顔をしている。やっぱり女の子にとって恋バナは最高の話題なんだろうなと感じた。


「決して理想が高いわけではありません。あとそこまで顔にこだわりもありません。しいていうと、お互いに理解して、相手の気持ちを尊重できる関係になれるような相手が理想です。 俺には贅沢かもしれませんが…。」


嘘は言ってないが、ほんとのことも半分しか言ってない。 残り半分のほんと

の理由は、近寄ってくる女の子がアレ系のやばい奴だからである。

でも恥ずかしくてそんなことは口が裂けても言えない。


「なんか私達って、よく告白されるのに恋愛未経験者って感じで同類だね。」


立花先輩は何故か機嫌よさそうにそう言って笑っていた。しかし、立花先輩と俺ではよく告白されるっていってもその内容の格が違いすぎると思う。


サッカーで言えば、俺は高校生レベルで彼女はスペインのプロサッカーレベルである。比較しない方が良い。


「立花先輩こそ、誰とも付き合ったことがないなんて本当なんですか。たぶん誰も信じないと思いますよ。」


「私の場合はさっきも言ったけど、絶対に譲れない条件があるの。もちろん顔が良いとかそんなんじゃないよ。」


「よかったら教えてくださいよ。その条件。俺もすごく興味あります。」


「恥ずかしいからあんまり言いたくないんだけど… 私もいっぱい質問しちゃったもんね。私にとって譲れない条件は、本当の意味で私だけを見ていてくれること… かな。」


「かわいい子に手当たり次第声かけて、誰か1人でもうまくいったら良い… こんな人は絶対に嫌…」


急に表情が冷たくなる。俺は何か地雷でも踏んでしまったのか… とにかく話題を変えた。


「そういえば、沖本先輩ひどいっすよね。いきなり俺を連れてきて、いきなり一人で帰るんだもん。」


「そ、そうよね。 ちゃんと後輩の面倒はしっかり見ないとね… あははぁ…」


沖本先輩に気を使っているのか立花先輩の返事もなんかしっくりこないが、せっかく立花先輩と二人っきりで一緒にいれるんだからもう少し堪能したい。こんな機会、二度とないよね。 


それからあれやこれやと話をして結構盛り上がった。



そろそろ帰ろうかという時に、立花先輩は


「せっかくだから、LINE交換しない?」そう言ってきた。


「ぜひ交換しましょう。」俺は即答した。


「また、欲しいぬいぐるみを見つけたら連絡しちゃおうかなぁ~」


「立花先輩のためなら、いつでも駆け付けますよ。」


そう言うと、先輩は俺の両手を握って凄くうれしそうな表情をして「ありがとう」と言った。


不意に手を握られていることに気づいた俺は、とりあえず固まった。初めてしっかりと触れ合う女性の手。 なんでこんなに柔らかいの? と感じる気持ちと、こんな美人に手を握られていてもいいのか、という嬉しい気持ち半分と背徳感半分が複雑に湧いてきた。 


少しすると、握っている先輩の手を俺が見ていることに気づき、顔を赤らめて慌てて手を離した。


「ごめんね。急にうれしくなって手を握っちゃて…」


「俺なんかの手で良ければ、ご自由にいつでもお使いください。」 

(もうちょっと… 堪能したかった)


「じゃ、せっかくアドレス交換したことだし、今日は試しに連絡送るね。」


「だったら俺もすぐに返信返せるように携帯持って待ってます。」


「かわいいこと言ってくれるね。そんなこと言われると… すごく嬉しくなっちゃうね」


そう言った彼女の少し赤くなった顔,潤んだ瞳を見たとき、彼女の顔から眼が離せなくなっていた。気持ちが吸い込まれるってのはこういうことを言うんだろう。



立花先輩の家は学校の最寄り駅から2駅行ったところ,俺の家は同じ方向で4駅行ったところにある。帰りは同じ電車に乗って、今日のことを話しながら帰った。 


立花先輩の家がある駅に到着すると「後でLINEするからね」と言ってにこやかに帰っていった。そのあと帰りの電車の中で、俺は今日あったことを振り返る。


すごい美人の先輩と知り合って、急に仲良くなって、帰ったらLINEで会話をやり取りする予定。今までの人生を考えると本当に夢のようである。これ、ほんとにドッキリじゃないよね? あとから「ざまぁ~」なんてないよね? そんなことしたら俺、学校の屋上から笑顔で飛び降りちゃうよ?


家に帰り、晩御飯を食べて風呂にも入り、いつでも準備万端状態にて携帯電話を握りしめる。立花先輩は今何をしてるのかな? もうお風呂は上がったのかな? などど考えてると立花先輩の入浴シーンを想像してしまう。 青春という名の若気の至りなので、この辺りは見て見ぬふりをしてほしい。

 

妄想により勝手に一人で興奮していた時、急に携帯に着信音が発生する。 間違いなくLINEの受信だ。 心拍数を上昇させながら緊張して画面を見ると… 親友の直人からのメッセージであった。 

俺は「フゥ~」と呼吸を整えて、携帯を布団にたたきつけた。 


直人、俺のドキドキを返せ! 


今返事をやり取りすると、立花先輩とのやり取りに支障をきたす。なので今のLINEは見なかったことにする。もうすぐ来るはずだと、オオカミが獲物を狙う目で携帯を見ていると、再び受信。


今度こそと思い画面を見ると、母ちゃんからだった。ちなみに母ちゃんとは5mほどしか離れていない。同じ家の中にいる。再び携帯を布団に投げ、ふてくされていると、再度の受信。 


すぐに画面を確認すると、LINEの受信で差出人は立花麗奈。


すぐにLINEを開く。未読状態の2つをスルーして、立花先輩の部分だけを開ける。


『 こんばんわ、鈴木君。今大丈夫ですか? 』

『 こんばんわ、連絡待ってました 』

『 今日はぬいぐるみとってくれて本当にありがとう。今ね、抱きしめながらLINEしてるんだよ。』

『 そんなに喜んでもらえたら、俺もすごく嬉しくなります。 』


すると、写真が送られてきた。胸にぬいぐるみを抱え、パジャマ姿で自撮りをした立花先輩の写真だった。笑顔で楽しそうに写っている写真は色っぽくもあり、可愛くもある。すぐに写真を保存。何故か顔がにやけてしまう。


『 証拠写真送ったよ~ 恥ずかしいから絶対他の人には見せないでね 』

『 見せると減るんで、誰にも見せませんよ 』

『 今日はほんとに楽しかった。また鈴木君と遊びに行きたいな 』

『 部活のないときなら、いつでも付き合いますよ 』

『 鈴木君って、遊園地とかの絶叫マシンって大丈夫? 』


『 俺、ああいうの大好きなんで、このあたりの遊園地の絶叫マシンはほぼ制覇しちゃいました。 』

『 本当? 私も絶叫マシン大好きなんだけど、仲いい友達は苦手なんだよね。だからなかなか乗る機会無くって… 』


立花先輩、それは残念だな。あんなに楽しい乗り物ないのに… 


俺と行ったらどんなのにだって一緒に乗ってあげれるのに…


『 それじゃ、今度はぜひ遊園地の絶叫マシンツアーに行きましょう! 』


俺は思わず自分から遊園地に誘ってしまうような内容を送信していた。 いきなり誘ったから、びっくりしたかな? せっかく仲良くなれたのに、立花先輩が引いちゃったらどーしよう。 そんな感じで慌てていたら、


『 え! いいの? んじゃ、絶対に行こうね。 すっごく楽しみ! 部活が休みの日とか教えてね 』


立花先輩はノリノリで返事を返してきた。 立花先輩ってクール系美少女に見えるんだけど、案外子供っぽいんだなと思ったが、そのギャップがさらに彼女を可愛く見せる。これが、年上の女性の魅力かぁ~ としみじみと感じた。


『 なんだか鈴木君とは話してても楽しいし、趣味も合うね。だからこれからは健司君って名前で呼んで良い? 』


そう呼んでもらえると、ちょっと恥ずかしいけど何か距離が近くなったようで嬉しい。なので、


『 そう呼んでいただけると光栄です 』 と返信した。


それから何度か送受信を繰り返し、夜も遅くなったのでお互いに「おやすみ」を送信して会話は終了した。


今日一日を振り返ると、偶然をきっかけに立花先輩のような物凄く綺麗な女の子と仲良くなれた。会話をしても、凄く自然に言葉が出てくる。 


「やっぱり立花先輩はすごい人だ」


とあらためて思った。 


外見は超美人,会話をしてもこちらにうまく合わせてくれる。そして何より一緒に居ると落ち着く。 


「そりゃぁ、モテるわけだよな。」


立花先輩みたいな人を彼女にできる男って幸せなんだろうな… なんとなくそんな気持ちがこみあげてくるが、さすがに俺がその立場に立てるわけもない。 


仲の良い友達になれるだけでも十分だと俺は自分の心に言い聞かせた。今日のことを思い出し、少し幸せな気分でのままで早く寝ようと思ったが、先輩から送られてきた写真を思い出し、10分ほど眺めてからにんまりとして睡眠に着いた。


(そういえば、他にもLINEの着信があったような…… 眠いのでなかったことにしよう。)



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