会
知らないほうがいいなというものがいる
「く、これで私も終わりか」
情けなかった世の中こんなに魔王つよーなのに、なんで自分はこんなにも弱いのだろうかなと
スライムにすら負けるとの自負がある
そもそも魔王なんて言ったって、とくにちからなどあるわけではない
そう、そしてとくに人望があるわけでも権力があるわけでもない
「なんで魔王なんだろう」
本気でそう思う
ただ、魔王って呼ばれてるだけ、(そう本で作られた存在
本で書かれたことが要因で妖怪になるケースもある、その場合本でいわれた「称号」のまま言われるのだが、そもそも魔王=強いなんて思考西洋からである、日本の魔王などただのなんとなくだ)
江戸時代はそれでよかった
明治も、大正も、昭和もそれでよかったのだが
ここにきてそう呼ばれることが重荷だ
そしていま、賞金かせぎにひとたちもらい倒れてる
悔しかった、悲しかったでもそれよりも、何で自分がこんなことになってるのかわからない
「魔王殺してやる、、、、」
唇をかむ
「よーっす、」
その周りを囲んでいた賞金稼ぎ一人の後ろから手が伸びる
そしてその手は賞金稼ぎを、倒す、頭を地につける
「誰だてめぇ」
「誰だ、いつまでだ」
ほかの賞金稼ぎも襲うが
蹴りだけで圧倒し、けが人を刺した敵がナイフを持って襲い掛かる
でも、腹をけるだけで終わり
「ふぅ~」
そしていつまでは、けが人を担いで歩く
病院へ
(強い、強いほしい力が)
「ほら、食えよ」リンゴを向いたのを一つ
食べないけが人ピットそっぽを向く
「、、いらない食べても強くは、、、、」
口に入れるいつまで
「お前が食わないなら私が食べる」
「何でお前が食べてるの、、、貸しなさいよ」
そして食べる
「、、、、おいしい」
「そうか」
「力が欲しい私魔王なのに、全然強くないの人望もないし、、、お金もないし、、、、住むところもないし」
「はぁ、それで」
耳をほじるいつまで
「それでって人の話聞いてた、、、、だから、」
「よーするに何がしたいかなんじゃねーの、ま、これから旅に出るけどよ、そっちもドルから戻ったら話そうぜ」
そういって去っていくいつまでだが
2か月後
「よっす」(いつまで)「初めましてでござる」(猿神)「はじめましてございます」(ぶるぶる)
「はじめまして」(ひざま)「はじめまして!」(じゃ骨)
大勢連れてやってきた
次が土地だぜ