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時空 まほろ 詩集 言の葉の時風たち

振り払わずとも、目指す方向へ。

弱い自分を振り払って


振り払って


でも、


何処かに上手く隠れた弱い私は


振り払いたい私と


表裏一体の様に付いてくる


認めなさい


という声が聞こえる


弱い私は


逃げようとする私を覗き込んで言う


「どんなに弱い自分を捨ててもわたしは消えないから決して」


ハッと目が覚めた


弱い自分を認めなきゃ


認めなきゃ強い自分になれない


弱い私も私


私はわたし


わたしは私


月が満ちて満月となる様に


月が欠けて新月となる様に


信じる信念の強い私と


心折れそうな弱気な私


入れ替わり立ち替わり


くるくる替わる


どっちが本当の私?


どちらも「私」


振り払っても


振り払っても終わりはない


永遠に


私は私と戦い続けるのか、


それとも「認めて強くなるのか」


運命のカードは


私の手の中にある






弱い私を認めたい


信じる私を認めたい







苦しくとも、


辛くとも、


生きていきたいから









お読みくださり、本当にありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] どんな私でも私。本当にその通りですね。 自分を大切にしたいと思う素敵な詩でした。
[一言]  受け入れるのも、たとえ乗り越えるにしても。  まずその存在をちゃんと、受け入れてからですね。
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