2話
それからは
黒いかえるもいなくなって
騒ぎもおさまった。
エミリ:「キモかったね〜かえるとか!」
モモ:「確かに〜〜〜…」
カオリ:「びっくりしたよね〜いきなりいるんだから…」
近くのデパートに行くバスに乗ってる間、話していた。
ユカ:「それよりさ〜
今日、どこのプリで撮る?」
モモ:「“魔法の美”じゃない?そこ写りいいし♪」
そして“魔法の美”の前に来た。
ユカ:「じゃ、1人100円ずつね★」
そして、エミリ、ユカ、カオリ、モモと100円ずつ入れた。
『それでは、撮るよ♪3!!2!!1!!』
と、プリクラ機から流れてくる女の子が言った。
『カシャ!!!!』
大きな壁から光が出てくる。
その瞬間
((ズキィ!!!))
モモの頭にカミナリが落ちただろうか。
モモ:「痛っ!!!!!!」
カナヅチで叩かれたような痛みが…
ユカ:「大丈夫!?どうした??!!」
エミリ:「光強かった?」
カオリ:「何?どした?」
まだ頭はズキズキする…。
モモ:「なんか…カナヅチで叩かれたような…痛みが…あたっ、頭に…」
そしてモモはプリ機の近くで休んで
後の3人が、写真にラクガキしてくれた。
カオリ:「4人分にわけれるようにしたよ。今わけていかない?ハサミあるから」
そして切り終わると、帰りのバス停の所に向かった。
エミリ:「まだ痛い?」
モモ:「ん〜…まだちょっと痛い。けどさっきよりは…大丈夫。」
そしてバス停のベンチに座った。
しかし、何かおかしい。
モモが誰かに見られているような…
モモ:(なんなの…この恐怖感…?)
するとまた頭痛が走った。
モモ:「痛っ!!!!」
次はベンチから転がり落ちて横たわってしまった。
カオリ:「モモ!?大丈夫!!!???ちょっと…!」
エミリ:「モモ!!これ病院行った方がよくない!!??つれていこうか?」
ユカ:「大丈夫!?」
すると、近くにいたおじさんが近づいてきた。
おじさん:「どどど、どうしましたか?」
そのおじさんは白衣を着て、黒いバッグを持っていた。
おじさん:「私は、近くの病院の医師です。守山です。どうしましたか?」
ユカ:「あ!!守山先生!!あたしのおばあちゃんを担当してる先生だ!」
おじさんはニコリと笑った。
カオリ:「守山先生…モモが…さっきから頭痛いって言ってるんです!!カナヅチ…で叩かれたような感覚って言ってます。」
守山:「そうですか…貧血では無いですが…一度病院へ行きましょう。」
するとモモの口が勝手に動いたように…
モモ:「うるせぃ!!!ふざけるな…病院なんぞ…行くものか!!!」
4人はびっくりした。
カオリ:「モモ?どうしたの?」
モモはゆっくりと立ち上がって、
自分の持っていたバッグを踏んだ。
ユカ:「あ!!モモ!!それおニューのバッグじゃないの!?」
モモは
何かに
操られているかのように
どこか
歩いていった。