表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

1話

「キャー!なんか出てきたよ!」


何年も使ってない古いジョウロから


黒いモノが出てきた。




それは








かえる



だった。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



お母さんが買い物帰り。

怖い話をしてくれた。



母:「黒いかえるを見た人は…死んじゃうのよ!!アッハハハハ」


モモ:「黒いかえるなんて…色んな種類がいるかも!!」


母:「ううん。フツウの黒いかえるじゃないのよ!そのかえる君のお腹には、文字がかかれてあるんだって…そんなかえる…いないわよね!!」


母が雰囲気を変えようとしているのだろうか。


小学2年のモモでもそんなのわかる。


モモ:「黒い…かえるか…見てみたいな…1度だけ。」


そして2人でクスクス笑いながら帰った。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



わたし、モモはもうすぐ卒業。


たくさんの友達を作っていい思いでも作った。


これで卒業…ちょっと悲しいけど


大きな第1歩を踏み出せる。



先生:「来週は…卒業式です。みなさん…」


先生は悲しいのか


嬉しいのかわからない表情を浮かべた。


タクヤ:「先生!!悲しいですか??!!」


((アハハハ))


みんなが笑った。



モモ:「ねぇ!!卒業式の後にさ…そのまんまの服でプリ撮んないっ??」


カオリ:「いいね!!いこいこ!!」


ユカ:「さんせーい☆」


エミリ:「あたし可愛い制服着ていこ〜♪」



〜卒業式〜


代表者:「下級生のみんな…グズッ…今まで…ズズッ…ありがとうございました…!!」


代表者のエミリは大号泣。


カオリ:「ほらほら、泣かない泣かない!!」


と言ってるカオリ、泣いてる。



すると、1年生の子が


「キャー!!かえるだわ!!」


((ざわ!!))


『かえるだって〜?』『窓もドアも開いてないのに?』『ざわざわ…』


先生が取ろうと苦労してたけどなかなか捕まえれない。


まるで透明なかえるで先生の手をすり抜けてるみたいに速い…。


そしてモモも近づいて見てみると…


そのかえるは真っ黒だった。


まるで墨を流したかのように…。


モモ:(…黒い…かえる…?)


モモは何か覚えのあるような気がした。


モモ:(黒いかえる…黒いかえる…ハッ!!!)



昔、お母さんと話したことを思い出した。


〜〜『黒いかえるを見た人は…死んじゃうのよ!!アッハハハハ』〜


モモ:(死ぬ!?ヤバい!!)


モモはすぐ友達に教えた。


みんな大騒ぎ。



モモ:「待って!!みんな!!ちょ…」


誰も話を聞こうとしない。


すると



((ガタタタタタタタタタ!!))


大きな地震だ。


周りの人:「キャー!!地震ーー!!」


エミリ:「いやー!助けてっ…」


モモ:(え!?なに…これ…足が…動かない!!)


するとモモの背中に氷を流したような感触がした。


モモ:「ひゃっ」


そして地面を見ると…





黒い



かえるが



こっちを見て。笑っているようだ。



足や手がゾクゾクする。


モモ:(へ…助けて…)


まだ揺れは続いている。



すると誰かに押されたかと思うと、かえるはいなくなり、地震もおさまった。


周りの人:「怖かったー!!」


泣くコもいた。









一体



あのかえるは




何者なんだろうか




〜続〜

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ