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今日も僕は生きている  作者: 赤羽 千菜
9/9

1年

1年越しです

1年。それはとても長かった。

去年の今頃は辛くて辛くて。それでも生きたくて文字を書いてた。

嫌なことの積み重ねで、いわゆる「五月病」とかいうやつなのではないかと今思えば考えられる。

もちろん理由はあったにはあったけど。

私はこの一年でたくさん経験を積んだ。人生はそんなに甘くないことを知った。

たくさん恋をしてたくさん振られてたくさん傷ついて傷ものになって。そんな傷物になって苦しくなっても人は案外生きていける。周りの人に支えられながら生きていけるんだなと実感した。

今は就職活動でいっぱいいっぱいで何度も心が折れてるけど、折れた心は完全には治らなくとも、無理やり治すことだってできた。

分かれた苦しみや今までの辛いことをすべて治せたわけじゃないけども私はまだ生きている。この一年で死ぬんじゃないかとも思っていたけど、案外生きていけてる。

嫌なことも楽しいことも全部、感情一つ一つに名前があって理由があって、そうやって、当たり前のことも一つ一つ知っていくこと、失敗を重ねていくことで人の心はまた強固になっていくのだなと感じた。

私は強い。

ただ書き綴っただけです。ごめんね

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